切り花を長持ちさせる方法・コツ7選!正しい水切りや延命剤など
お花屋さんで買ってきたりプレゼントに頂いた切り花、できるだけ長く楽しみたいですよね。ここでは切り花を長持ちさせる水切り・水揚げの方法についてご紹介します。また長持ちに効果あり!と噂の漂白剤、10円玉、砂糖、炭酸水や市販の延命剤についてもご紹介しますよ。
切り花を長持ちさせたい!
いつもお部屋にフレッシュなお花が飾られている生活、憧れますよね。でも、お花屋さんで買ってきたりプレゼントに頂いた切り花を花瓶につけたけれど、すぐ駄目になってしまったり、お花が開ききる前に枯れてしまったという経験はありませんか。ぐったりしたお花を見ると、気分も落ち込みますよね。どうしてすぐお花がしおれてしまうんでしょう?
(生花以外のお花については以下の記事も参考にしてみてください)
どうして切り花がすぐしおれるの?
お花がすぐしおれる原因は、ずばり水不足です。水につけているのに水不足?と思われるかもしれませんが、実は色々な理由で、切り花が水を吸い上げる力が弱まることがあるんです。この状態を水が下がるといいます。水が下がった状態のお花は、ぐったり。こうなる前にお花に水を吸わせてあげましょう。
切り花を長持ちさせる水揚げ
切り花に水を吸わせてあげることを、水揚げ(みずあげ)といいます。きちんと水揚げした切り花は、びっくりするくらい日持ちしますよ。季節やお花の種類にもよりますが、夏場では1週間、春夏は1週間から10日、冬は2週間ほどきれいなお花を楽しめます。
水の下がりやすさはお花の種類によっても変わってきます。菊などは日持ちする寿命の長いお花の代表ですよね。ユリ系も水揚げがよく、うっかりすると花瓶の水が空っぽになるほど。また、グリーンもお花より日持ちする種類が多いです。中には花瓶の中で根っこまで出てきてぐんぐん成長する種類も。アイビーなどは根が出やすいです。
水揚げの基本水切り
お花に水を吸わせる水揚げの基本は水切りです。方法はとても簡単。バケツやシンクに水をはり、水の中に切り花の茎の先端をつけて、水の中で先端から1、2cmほど切るだけです。切ったあとしばらく水につけておくと、切り口からお花が水を吸い上げてくれます。
なぜ水切りをするかというと、空気中で茎を切ると、お花が水を吸い上げる管である道管に空気が入り、気泡となって道管の中に詰まってしまうため。道管が詰まってしまっては、いくら水につけても吸い上げることはできませんよね。また水揚げに重要な茎の先端を乾燥から守るというメリットもあります。
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