切り花を長持ちさせる方法・コツ7選!正しい水切りや延命剤など
お花屋さんで買ってきたりプレゼントに頂いた切り花、できるだけ長く楽しみたいですよね。ここでは切り花を長持ちさせる水切り・水揚げの方法についてご紹介します。また長持ちに効果あり!と噂の漂白剤、10円玉、砂糖、炭酸水や市販の延命剤についてもご紹介しますよ。
お花屋さんでは、市場で仕入れてきた切り花を店頭に並べる前に、必ず水切りしています。ですので、買ってきたばかりの元気なお花を必ずしも水切りする必要はありません。花瓶に入れようとしたら長かったので短く切りたい時や、しばらく飾っていたら茎の先端がぶよぶよしてきた時などは水切りしましょう。水切りの簡単なコツは次で詳しくご紹介します。
切り花を長持ちさせる方法・コツ7選
ここでは、切り花を長持ちさせる方法やコツ7選をご紹介します。コツさえ押さえればお花の寿命はぐんと延びますよ。方法はどれも簡単なことばかりですので、ぜひ実践して長くお花を楽しみましょう。
1. 切り花を買ってきたらすぐ水につける
お花屋さんでお花を買ったら、茎の先端を水につけたペーパーなどで包んでくれますよね。でもこれは、お家に帰るまでの応急処置。お家に帰ったらできるだけ早くお水につけてあげましょう。特に夏場に車の中に放置したりすると、あっという間にぐったり。もしぐったりしてしまったら、すぐに水切りしてあげてください。
2. 水につかる部分の葉は取る
お花の種類によっては、葉っぱがたくさんついているものもあります。花瓶に入れた時水に浸かる部分の葉は、必ず取り除きましょう。水の中に葉っぱが浸かっていると、水が腐りやすくなりバクテリアが繁殖しやすくなります。バクテリアの繁殖も水下がりの原因の一つ。手で取るか、花切りばさみで切りましょう。
また、できるだけ水が濁るのを防ぐために、花瓶の水は少なめに入れるというテクニックもあります。その時はきちんとすべてのお花が水に浸かっているか、チェックしてくださいね。
3. 水切りはよく切れるハサミで
水切りするときは、よく切れる花切りばさみで行いましょう。切れ味の悪いはさみで切ると、道管が潰れてしまい、水揚げが悪くなります。花切りばさみがない方は、カッターナイフがおすすめ。新しい刃に変えて切ると、スッパリ切れますよ。
4. 切り花の茎は斜めに切る
水切りをするときは、茎は斜めに切りましょう。斜めに切ったほうが、道管が水に浸かる面積が広くなり、水揚げしやすくなります。長い茎を切るときは、はじめに大体の長さで横に切り、次に水につけて1から2cm程を斜めに切ります。
菊の種類のお花なら、花切りばさみで切るより手で折るほうが適しています。茎が固いお花なら、縦に切り込みを入れます。これでさらに道管が水に触れる面積が広がります。茎の中に綿状のものがある種類のお花なら、斜めにカットした後、綿をかき出します。これでさらに水揚げがよくなりますよ。
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