モッコウバラの育て方＊地植えや鉢植えの時期は？水やりや肥料は？剪定の仕方も！

モッコウバラの鉢苗は鉢植えはもちろん庭などへの地植えも1年中いつでも行うことができます。ただし、猛暑や庭の地面が凍っているような極端な環境は避けましょう。モッコウバラを植え付ける場所は日当たりがよく水はけのよい場所を選び、苗が育ちやすい環境を作っていきます。

ベランダはその建物の構造によってそれぞれ環境が異なっているので、注意点に配慮しながらモッコウバラにとって快適な環境を作っていきましょう。特に注意する点は、室外機の風に当たらないようにする点です。風が当たりすぎることで土の乾燥が激しくなります。

植物へ水を与えることは非常に大切な作業ですが、ガーデニング初心者はやり方を間違えて植物の根を腐らせてしまうことがあるので注意しましょう。地植えも鉢植えも水を与えるタイミングは土が乾いた時がベストです。また、モッコウバラを地植えしているケースでは、庭へ水を与えることは、ほぼ皆無です。

肥料は、大きく分けると元肥と追肥があります。元肥は植え付けの時に使う肥料で、だんだんと効果が表れ、その効果が長く続くものを選ぶのがポイントです。追肥は植え付けた後に植物の成長に合わせながら追加で与える肥料です。春に咲いた花が咲き終えた後から9月頃までは毎月追肥しましょう。

バラは他の植物の中でも特に肥料を好む植物ですが、一気にたくさん与えてしまうと根を傷めてしまうこともあるので、様子を見ながら適量を適時に与えましょう。

モッコウバラは基本的には害虫に強い花だといわれています。しかしそのような性質でも気をつけるべき害虫はいます。それは「チュウレンジハバチ」といわれる虫で、幼虫が葉を食べてしまいます。幼虫は見つけ次第すぐ取り除くか、殺虫剤を散布しましょう。