モッコウバラの育て方*地植えや鉢植えの時期は?水やりや肥料は?剪定の仕方も!

モッコウバラは庭でガーデニングをする方に人気の品種です。色の種類は白と黄があります。今回はモッコウバラの良い苗の選び方・鉢植えを置く場所・挿し木の方法・きれいな状態を保つための剪定の方法・害虫撃退法など育て方を紹介します。おしゃれな飾り方も必見です。

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Contents
目次
  1. モッコウバラを育てよう
  2. ガーデニングで人気のモッコウバラ
  3. モッコウバラと出会う
  4. モッコウバラの育て方
  5. モッコウバラの挿し木(さしき)に挑戦
  6. モッコウバラの剪定(せんてい)・誘引(ゆういん)
  7. モッコウバラの人気の飾り方
  8. モッコウバラの花言葉
  9. モッコウバラと暮らす

モッコウバラは挿し木を始めてから1カ月~2か月で根が出始めます。ポットから引き抜く時に抵抗を感じれば、根が張っている証拠です。白い根が生えていることを確認した後、少し大きめのポットへ枝を移します。その後3カ月~4カ月経ち、新しい芽が挿し木から伸びることには、根がしっかり根付いています。

モッコウバラの剪定(せんてい)・誘引(ゆういん)

剪定(せんてい)とは

剪定とは、きれいに花を咲かせるために枝全体の中から、質の良い芽がついている枝を残して、剪定ハサミを使い、他の枝を切り取る作業のことをいいます。

モッコウバラの誘引作業は、花芽ができる前の秋のうちに終えておきましょう。これはついた花芽が誘引作業で落ちてしまうのを防ぐためです。

誘引(ゆういん)とは

誘引とは、モッコウバラの枝の部分を壁やフェンスなどに紐などを使って固定していく作業です。枝の誘引によってモッコウバラの花のつきをよくできたり、全体として見たときの美しさを整えることができます。誘引は作業をする人のセンスがよく表れるので、人とは違う見せ方を考えてみるのも楽しそうですね。

常緑性のモッコウバラは葉を残して誘引作業を行いましょう。古い枝は切り落とし、花が咲く可能性の高い枝から誘引していきます。枝の先を咲いてほしいポイントでステープラーなどを使用して留めます。誘引作業中はときどき全体のバランスをチェックし、枝を留めるポイントが一部に集中しないよう注意します。

モッコウバラの人気の飾り方

庭や鉢植えできれいに咲いた様子を眺めるのもガーデニングの楽しみの一つですね。ただし、満開を過ぎたモッコウバラの花はもったいないと思っても、積極的に剪定をして切り取っていきましょう。切ることによって次の花の成長に繋がるからです。

白モッコウバラをドライフラワーにしてセンリョウの葉とミックスしレースを絡ませると、落ち着いたかわいらしい印象のリースが出来上がります。部屋に飾ったり、結婚式でのシックなドレスに花冠として合わせると派手すぎない大人かわいいアイテムとして活躍できます。

モッコウバラと他の植物と合わせてスワッグにしてみても素敵ですね。スワッグは植物と麻ひもがあれば簡単に作ることができます。ユーカリなどのグリーンを多くすると大人っぽい印象に、モッコウバラと同じ色の白いカスミソウなどの小花を入れるとかわいらしくなります。いくつかミニスワッグを作って壁に飾ると無機質な風景が柔らかく温かい雰囲気になります。