正しい畳のカビの掃除方法は?水拭きNG?身近なもので簡単に!予防法も!

日本の家といえば和室。しかしながら畳はカビたりそのケアが難しいもの。この記事では軽度~重度とカビの程度別に対処法をそれぞれ紹介するとともに、カビてしまった畳の臭いの取り方や予防法も併せてご紹介します。カビの原因と対処法を知り、美しく綺麗な畳を維持しましょう。

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Contents
目次
  1. 畳にカビが生えた!
  2. 正しい畳のカビの掃除方法!
  3. 【軽度】畳のカビの対処法は?
  4. 【重度】畳のカビの対処法は?
  5. 畳のカビ臭の取り方は?
  6. 畳の普段のお手入れは?
  7. 畳のカビの予防法!
  8. 美しく清潔な畳を維持しよう!

エタノールも消毒効果が高い

また消毒用のエタノールでの拭き掃除もおすすめ。エタノールは消毒効果も高く、揮発のスピードも早いので湿気がこもりにくいためです。その場合はエタノールによる拭き掃除のあと扇風機の風を当てるなどして、しっかりエタノールの湿気を除去することも忘れずにしましょう。また大量に使うと変色のおそれもあるので、畳の隅で試してみることをおすすめします。

畳のカビにカビキラーは使ってもいいの?

また、カビと聞くと、そのカビの取り方の知恵としてカビキラーなどの市販のカビ除去剤を思い浮かべる人も多いでしょう。しかしながら、カビキラーは畳のカビに対して有効ですがカビキラーほどの漂白力がある除去剤を使うと畳が色落ちしてしまったり、白抜けするおそれもあります。畳のカビの場合、カビキラーを使うことは避けましょう。

【重度】畳のカビの対処法は?

では、もしも畳に相当の量のカビが生えてしまった場合は、どのような対処をすればよいのでしょうか。軽度のカビのようにエタノールは有効なのか、カビキラーはNGなのか、気になるところですね。こちらの章では重度の畳のカビの取り方や掃除方法についてご説明します。

重度の畳のカビも基本は同じく換気と拭き掃除

重度のカビの場合も、基本は同じく換気をしながらの拭き掃除が効果的です。カビの好む環境は湿気なので、拭き掃除が終わったあとにはしっかり湿気を飛ばすことが重要です。またこのときもエタノールは消毒効果がありおすすめです。拭き掃除のあとは扇風機をしてエタノールを揮発させましょう。

重度の畳のカビの掃除方法!

まずはしっかり窓と扉を開けて換気をしましょう。また畳のスペースに押し入れや戸棚の収納がある場合は、そこも開けると風が通り簡単にしっかりと換気ができるのでおすすめです。重度のカビの場合は目に見えなくとも壁や他の部分にカビの胞子が付着していることは大いに考えられるので、入念に換気や掃除を行うようにするのが良いでしょう。

掃除機がけ・拭き掃除も念入りに

次に、畳の目に沿って掃除機をかけます。この時フローリング感覚で手早くすると畳の奥のごみがとりきれないので、一か所につき何度か往復をするくらい丁寧にかけるのがおすすめです。掃除機をかけることで、カビやダニの餌となってしまうほこりやゴミを除去することができます。昔はなかった知恵ですが、今は便利な家電が多いので活用したいところですね。

エタノールによる拭き掃除もgood!