正しい畳のカビの掃除方法は?水拭きNG?身近なもので簡単に!予防法も!

日本の家といえば和室。しかしながら畳はカビたりそのケアが難しいもの。この記事では軽度~重度とカビの程度別に対処法をそれぞれ紹介するとともに、カビてしまった畳の臭いの取り方や予防法も併せてご紹介します。カビの原因と対処法を知り、美しく綺麗な畳を維持しましょう。

Contents
目次
  1. 畳にカビが生えた!
  2. 正しい畳のカビの掃除方法!
  3. 【軽度】畳のカビの対処法は?
  4. 【重度】畳のカビの対処法は?
  5. 畳のカビ臭の取り方は?
  6. 畳の普段のお手入れは?
  7. 畳のカビの予防法!
  8. 美しく清潔な畳を維持しよう!

畳にカビが生えた!

畳といえば直接寝てよし、座ってよし、布団を敷くもよしの万能な床素材。フローリングにない柔らかさがその魅力ですよね。最近ではスタイリッシュな畳も増えたので、若い方のマイホームでもフローリングとは別に簡単な畳のスペースが取り入れられることが増えてきました。しかしながら、畳は適切な掃除やケアを行わないとカビによる被害を被ることも…。

こちらの方のように、畳のカビに悩まされる方は意外と多いものです。普段敷物や家具が乗っているところや、カーテンなどで隠れている場所を久々に見てみると、気づかないうちにカビが生えていた…というパターンが多いようです。せっかくの畳にカビが生えると見た目も残念になってしまいますし、何より健康被害が懸念されることがあります。

カビは喘息などのアレルギー症状の原因にも

日本アレルギー学会は、アレルギーの原因になりうる物質について以下のように述べています。

アレルゲンになり得る物は、その多くはタンパク質です。食物、ダニ、カビ、昆虫、ハチ毒、動物の皮屑、花粉、薬品、天然ゴムなどがあります。アレルゲンとなる物質は、はじめに私たちの体の中に入ってくると抗原提示細胞によりアミノ酸に配列によって形作られる立体構造が認識され、その形に合った特異IgE抗体が産生されるようになります。

このように、畳のカビは喘息やアレルギー発作が悪化する原因になりかねません。食物アレルギーと違ってカビは空気中に舞い上がるものなので、存在する限り避けるのも難しいですし、赤ちゃんなどがいる場合はなんとしてでも守ってあげたいですよね。したがって、見た目以上に健康を守るためにも、畳のカビはしっかり対応をしなければなりません。

畳にカビの悲鳴続出!

こちらの方も普段換気ができないために畳がカビてしまったとのことです。畳をカビさせずに過ごすための日頃のお手入れ方法、そして万が一畳がカビてしまった場合畳を傷めない取り方はどうすれば良いのでしょうか。こちらの記事では誰もが悩む畳のカビについて、簡単にできる除去方法やお手入れ、また昔から使われてきた手入れの知恵などについてご説明します。

(他の箇所のカビについては以下の記事も参考にしてみてください)

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正しい畳のカビの掃除方法!

もし畳にカビが生えてしまった場合、どのように掃除、除去をすればよいのでしょうか。畳といえばイグサや和紙などの自然素材が使われているものが大半なので、市販のカビキラーなどのカビ除去剤なども使えなさそうなイメージがありますよね。簡単にとれる方法はあるのでしょうか。

気密断熱性の低い家の場合、窓の結露などによって畳やフローリング、カーテンなどにまでカビが生えてしまうこともあります。換気や掃除をしても、ひとたびカビが生えてしまうと気持ちが落ち込んでしまいますね。