重曹うがいで虫歯・口臭・歯周病予防！効果的なやり方を紹介！子供にもおすすめ！

みなさん、舌苔というものをご存知ですか？鏡の前で舌を出した時に、舌の黄ばみがある場合がありますが、それを舌苔と言います。口臭の原因にもなる上、見た目もとてもよろしくないですね。舌の黄ばみの原因は、主に歯磨きのさぼりや生活習慣の乱れ、アルコールやたばこが原因になるのです。

重曹の弱アルカリ性は、舌苔のタンパク質も分解してくれる働きもあるのです。加えて重曹には研磨作用もあります。つまり舌の黄ばみを取り除くのに重曹うがいは効果的というわけですね。舌苔が原因の口臭にはとても効果が高いと言えます。信頼しきるほどではないものの、重曹うがいは口臭予防にも一役買ってくれるという事ですね。

重曹は、歯茎の研磨剤（つまり歯磨き粉）の成分として使用されることがあるので、歯茎の黄ばみを取って歯を白くする効果も期待できます。ただ、市販の歯磨き粉よりも研磨力が強いので、あまりやりすぎると歯茎にエナメル質を傷付けてしまい、かえって良くないので注意してください。

「重曹うがいは歯周病にも効く」という意見もよく目にします。歯周病菌は虫歯菌とは異なる上、うがいでも歯周病菌の住みかとなる歯周ポケットには届かないため、歯周病の治療には効果的ではないと考えられます。ただ、歯周病の腫れを抑える作用があるみたいです。口臭と同じく、応急処置程度と考えましょう。

ただ、歯周病菌は唾液で洗い流されることがあるのです。唾液を出しやすくする重曹うがいは、多少は歯周病予防に効果的だと考えられます。ただ、口内にプラークがあると歯周病にかかりやすくなるため、そこまで高い効果を期待できないのです。あくまで虫歯予防のおまけ程度に考えてください。

この段落をまとめると、重曹うがいは主に虫歯の予防にとてもよく、そのおまけとして舌の黄ばみも取ってくれる・それに関連した口臭も予防してくれる・歯や歯茎の黄ばみを取ってくれて白くしてくれる効果もつきます。その効果の高さがうかがえます。ただ、口臭そのものの予防や歯周病やその予防には高い効果が期待できないデメリットもあります。

（妊婦の歯科受診については以下の記事も参考にしてみてください）

ここまで、重曹うがいはとても簡単で、うがい液の作り方もとても簡単。その上効果が高い事がわかりました。しかし重曹うがいには、いくらか注意しないといけない点が存在します。この点を守らないと、せっかくの重曹うがいが台無しになるばかりでなく、かえって歯に良くないので必ず守ってください！