【美容師直伝】枝毛の原因や正しい処理＆予防法！おすすめケアグッズも！

髪の表面は「キューティクル」で守られています。一本の髪の毛は、繊維状のタンパク質の束でできていて、この束をキューティクルで包み込んでいる状態です。しかし、髪がダメージを受けると、そのキューティクルが剥がれてしまい、内部の水分やタンパク質が流れ出てしまいます。そのため、乾燥した部分が避けて枝毛や切れ毛の原因になってしまうというわけです。

では、枝毛と切れ毛の違いとは何でしょうか？どちらもキューティクルの損傷が原因でおこる髪の傷みですが、その状態に違いがあります。「枝毛」は、その名の通り毛先が枝のように縦に別れている状態のことを言います。また「切れ毛」は髪が弱くなっているために、途中で横に切れてしまった状態のことです。どちらも同じ原因でおこるため、枝毛がある人はおそらく切れ毛もあると思われます。

枝毛をそのまま放っておいたり、間違ったケアを続けているとどんどん悪化してしまい、ダメージは進むばかりです。毛先の裂け目から内部の水分や栄養がどんどん流れていき、見た目もパサパサに。髪がまとまりにくいとヘアスタイルもセットがうまくいきませんよね。枝毛を見つけたら、正しい処理で対策をしましょう！

髪がダメージを受けることにより、枝毛や切れ毛ができます。そのため、ダメージの原因を知ることが、枝毛や切れ毛のない髪を目指すためには重要になってきます。知らずに髪を傷めていたなんてことを防ぐためにも、まずはその原因を知ることから始めましょう。普段ついついやってしまいがちな、髪のトラブルにつながる原因をいくつかご紹介します。

キューティクルの結合は、髪が水分を含んだとたんにそのつながりが離れてしまうため、濡れ髪のままでいると、長い時間髪が丸裸にさらされてしまうことになります。その間髪の損傷は進み大切な栄養素が次々に失われ、枝毛や切れ毛やパサつきを生む元になるというわけです。

自然乾燥をした髪の毛は、ハリやコシがなくツヤのない髪になってしまいます。また、髪が濡れたままになっていると、雑菌が繁殖しやすいので、においや頭皮のトラブルの原因にもなります。自然乾燥は、乾かす時間を奪われない点ではラクですが、髪には悪影響なことばかりですね。