「それな」の意味や使い方は？若い子でも使われるとうざい？時代遅れ？

それでは、「それな」の使われるタイミングについて、会話の例文を見てみましょう。まずは、間違いの例文からご覧ください。

A「この英単語の意味なんだっけ？」
B「〇〇だよ」
A「ああ、それな」
B「……？　お前そこ、『あーね』だろ」

「それな」は、共感や同意を示します。「それな」は「そうだね」という同意の意味はありますが「そうだった。なるほど」といった理解や納得の意味はありません。混同されやすいですが、この例文の場合「それな」に、共感や同意の意味は含まれていないので、間違いになります。

A「今日のテスト、結果見たくないわ」
B「それな」

A「もうさ、紙の辞書とかいらなくない？　ググったほうが早いし」
B「それな。重くて持ち歩く気力ないわ」

※上記の例文にある「ググル」とは「googleで検索する」という意味です。

A「今週、課題多すぎだろ。一週間にレポート7つって……」
B「それな、わかるわかる」

A「聞いてくれ。今日オールで頑張ったんだ！ってか、じゃないと間に合わなかった」
B「それな。おつー」

※例文のオールの意味は、寝ずに作業をすることです。以下の見出し【「それな」以外に流行している若者言葉7つ】のなかで、もう一度詳しくご説明します。ちなみに、この例文にある「おつー」は「お疲れ様」の省略で、若者でなくてもネット上ではよく使われます。

《以下の例文は、課題をしながら、友人とLINEで会話しているところだと思ってください》

A「この課題メンディー。KSNM」
B「それな。とりま課題終わったし、フロリダ」

※例文にある「メンディー」「KSNM」「とりま」「フロリダ」についても、以下の見出し【「それな」以外に流行している若者言葉7つ】のなかでご説明いたします。