「それな」の意味や使い方は？若い子でも使われるとうざい？時代遅れ？

このように「それな」は、同意を示す相槌としてLINEから会話までよく使用されますが、「うざい」と受け取られやすい要注意な言葉でもあります。若い人のあいだで流行っているとはいえ、当然ですが使っているのは一部の人だけです。「うざい」と感じている人の意見をいくつか載せていますので、ご覧ください。

「それな」は、基本的に自分と同い年か年下との会話に使う「ためぐち」に入ります。年の違う相手に使えば、人によっては「なめられてる」「見下されてる」という感じがして、うざい！と思われる原因のひとつになるのです。「それな」を使う人は、使用する際に、相手との年齢や立場、関係性にも気を付けて使うほうが良いでしょう。

「それな」という言葉は、返す言葉を考えなくとも、会話中とりあえず相槌として使える便利で、無難な言葉です。そのせいか、適当に返しているようにも映り、「それな」の一言で済まされると「話に乗り気じゃない」「適当に相槌打ってる」など、会話に積極的でないように受け取られる恐れがあります。

LINEなど使う人は「既読スルーよりマシだろう」と、とりあえず「それな」と打っていませんか？相手を肯定する相槌ですから、無難な返事かもしれませんが、使いすぎると「適当に返している」と思われて、かえって印象を悪くするかもしれません。特に、LINEは文字として記録に残ってしまうので、注意しましょう。

返事が一言で完結してしまうのと、いつも同じ言葉で返せば良いので、便利な反面、適当さが目立ち、「教養がない」「深く考えてない」といった印象を与えやすく、「それな」を使う人の話し方によっては「軽い人」と疑われてしまう危険があります。

相槌は会話に欠かせませんし、相槌の仕方ひとつで、印象も変わります。普段「それな」を使う人同士の会話では、この点は問題ないかもしれませんが、「うざい」と思われないためにも、会話相手が初対面なら、相手が「それな」を使う人かどうか、それとなく確認したうえで使用するほうが良いでしょう。

流行語は、息の長いものもあるかもしれませんが、大半は一時的に流行ってすぐ廃れていきます。流行の時期に使っているから良いのではあって、時期を過ぎてしまうと、とても寒い結果になってしまいます。また、「それな」に限らず、特定の人間だけが多用する言葉は、そのグループに属しているからこそ似合うのです。


そこに属していない人間が使うと、寒い結果になりがち。ネイティブでない人が現地のスラングを使うと、たとえ使い方が正しくても、違和感があって笑ってしまう、という経験はありませんか？あれと同じことが「それな」にも、今後起きてくるかもしれません。同意を示すためのただの相槌で、悪いイメージを持たれないよう、気を付けてくださいね。

「それな」は、同意の相槌としては楽な言いまわしですが、会話を縮小させてしまう相槌です。会話の発展性がないので、返された側からすれば、その後どう反応すればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、「それな」と返されてしまったときの、上手な会話の続け方を載せています。

会って話すのと違い、特にLINEなど文字の会話では、お互いが同じ場所にいないので共有している事柄が少なく、わざわざLINEで言うまでもない会話はしないことも多いですね。LINEは話題がなくなりやすいです。会話では問題ないけど、LINEだと会話が途切れてしまう、という方も、ぜひ参考にしてください。