高度不妊治療とは〜早く知っていて損はない〜 #ラスカル日記
我が国の社会問題の1つ、それは『不妊』。昨今、耳にする機会も増えたワードの1つだ。様々な不妊治療。男性にも女性にも知ってほしい。不妊治療とは、高度不妊治療とは、こうなのだと。若いから大丈夫、結婚したばかりだから大丈夫、一人産んでいるから大丈夫。そう思ってはいませんか?私たち女性にはタイムリミットがある。だからこそ、早く知ることが大切なのだ。
【体外受精の妊娠率の落とし穴】
他の治療に比べて妊娠確率が高い高度不妊治療。
でもそこには大きな落とし穴があった。
[不妊治療を始める年齢]
不妊治療なんて最初から頭にある人は少ないだろう。
ここで考えてほしい。
不妊治療を始める年齢だ。
結婚してすぐ?しばらくして出来ないなって思って病院にいってすぐ?
ステップアップというワードで気付く人もいるだろう。
高度不妊治療に行き着くまでには様々な治療をしてからである。
例えば、若くで結婚してもまだ若いから子供はいいかなって思っていたとする。
そして、そろそろと思い始めた26才。
一年間自然に任せてみたが、なかなか出来ない。その時もぅ27才。
まだ20代だからと、基礎体温や排卵検査薬で自己流をするが、授からず…
そして、病院を受診したときには28才。
まだ20代だからとタイミング法を一年試す。
そして、人工授精へステップアップする。
半年間人工授精をしてみるが授からない。
ザッと見てもこれでめでたく30代突入だ。
かれこれ5年近く妊活をしていることになる。
そして、そこから体外受精へステップアップするのだが、スムーズにいくとは限らない。
何だかんだしているとあっという間に30代半ばになる。
すると…その高確率枠にはいられなくなるのだ。
結婚した年齢は関係なく、子供を作ろうと思った年齢が高ければ高いほど、高度不妊治療にしても高確率枠には入れない。
そういう落とし穴がある。
【まとめると…】
結婚して、いつかは子供が欲しいと思っているなら、まず自分やパートナーに不妊原因がないかを確かめて欲しい。
そして、いざ子供を作ろうと思ったとき、若ければ自己流でも構わないと思うが、20代でも後半に差し掛かっている人は病院を受診することをお勧めする。
そして、ステップアップを視野に最初から入れて欲しい。
ステップアップは悩むものだ。
ひとつひとつの段階を上がるとき、悩んでまだその場所にいて希望を持とうとする。
でも、私たちには時間がないのだ。
排卵は多くても年に12回しかない。そして、刻々とタイムリミットが近づいてくる。
それらを踏まえて、若くても悩んでいても高度不妊治療という選択を頭に置いていて損はないと思う。
しかしながら、もっと社会が不妊治療に対して理解と協力があれば、ステップアップ出来た人も沢山いるのが現実。
産まれるかわからない不妊治療に税金を使うなら、産まれている教育に税金を使ってほしいという声もあながち間違いではない。
だかしかし、不妊治療にもう少し優しい社会であれば産もうと思う人、治療を続けようと思う人、ステップアップして高度不妊治療を受けようと思う人が増えるのではないかと思う。
高度不妊治療は肉体的、精神的にも追い込まれる治療だ。
だからこそ、若いうちに視野に入れるべきだと思う。
一人でも多く子供を抱ける人が増えるように願うばかりだ。
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