愛媛の方言＆かわいい伊予弁一覧！【動画】で地元民の発言集も！語尾が特徴的？

ここからご紹介するのは、愛媛県の出身者が標準語だと思っていた伊予弁5つです。こちらに登場する伊予弁は愛媛県民にとっては当たり前のように使っていた方言ばかりで、他県の人の反応を見て「まさか方言だったとは」とショックを受けた方も多く見られるものなのです。身近な愛媛県出身者が口にしていたことがある方言がないか、意識しながらご覧くださいね。

多くの愛媛県民が他県で生活をしていて「方言だとは思わなかった」と衝撃を受けるのがこちらの「かく」という伊予弁です。「机をかく」といった使い方をし、運ぶ・運搬するという意味を持っています。他県で「その机かいて」と言うと「え？」と聞き返されることもしばしばです。こちらの女性も、東京に転校して「かく」が通じずショックを受けたのですね。

皆さんの地方では、黒板消しのことを違った方言で呼ぶことはありますか？愛媛の方言では、黒板消しのことを「ラーフル」と呼ぶのです。イントネーションは「ラー」にアクセントが付きます。このラーフルという方言は愛媛の中でも松山市をはじめとする中予地方でよく使われています。そのため、県内でも東予・南予地方においては全く通じないこともあるのです。

愛媛県では、模造紙のことを「とりのこ用紙」と呼びます。学校でもよく使用されていて、先生も「とりのこ用紙」と呼ぶため「模造紙」が正式名称だと知らないまま大人になった愛媛県民の方も多いのではないでしょうか？イントネーションはとりのこの「こ」に付きます。ひよこをイメージしてしまうような、かわいい方言ですよね。

愛媛県民は、鼻の穴のことを「はなのす」と言います。イントネーションは「す」に付き、関西弁の訛りに似て聞こえます。ちなみに「鼻の穴がかゆい」と伊予弁で言うと「はなのすがかい」「はなのすがこそばい」といった形になります。鼻の穴の空洞になっている様子を「巣」と表現しているだけでひねりがないため、愛媛県民は標準語だと思い込みがちなのです。

愛媛県民が標準語だと勘違いしがちな方言には「あおじ」も挙げられます。あおじとは青あざのことを指していて、地方によっては「あおにえ」と呼ばれることもあります。他県民に「あおじができた」と訴えても全く通じず、ショックを受けた方も少なくありません。愛媛出身者にあおじができたと言われたら、心配してあげてくださいね。

最後にご紹介するのは、愛媛県民のリアルな伊予弁を聞くことができる動画たちです。愛媛の方言である伊予弁は、愛媛県の各地方によりイントネーションや訛りに差があります。ここでは、東予地方のお年寄りが話す本格的な伊予弁や、愛媛県出身の芸能人たちが方言について語ったなかで口にした伊予弁を聞ける動画が登場しますよ。