愛媛の方言＆かわいい伊予弁一覧！【動画】で地元民の発言集も！語尾が特徴的？

ここからご紹介するのは、かわいい伊予弁ランキングTOP10になります。「やけんの語尾がかわいい」という声が多い伊予弁ですが、かわいい響きが特徴の伊予弁はまだまだたくさんありますよ。こちらのランキングに登場する伊予弁でかわいいと感じたものは、ぜひ普段の会話にも取り入れてみてくださいね。

「むつこい」は愛媛の方言で「脂っぽい」「しつこい味」のことを指します。使い方としては「この料理は脂っぽいから、胃もたれしそうだ」という意味だと「この料理むつこいけん、胃もたれしそうなわい」といった形になります。

愛媛の方言である「しゅむ」は「鼻をしゅむ」といった使い方をすることが多く、鼻をかむという意味になります。「しゅむ」の音の響きはとてもかわいらしいですよね。また、地方によっては料理において味が染みることを「味がしゅむ」ということもあります。

「かまんよ」は、愛媛の方言で「いいよ」という許可の意味合いで使います。「○○してもいい？」と尋ねる際には「○○してもかまん？」という形になり、他県民にもかわいいと言われる方言のひとつです。

物を紛失してしまうことを、伊予弁では「うさす」と言うのです。例としては「指輪をなくしてしまった」は「指ををうさしてしもた」といった形で使います。「なくした」は「うさった」という言い方なので、愛媛出身者が「うさった」と言いながら困っているときは、何か探し物をしているはずです。

「かやった」は愛媛の方言で「こぼした」という意味です。「こぼす」の場合は「かやす」「かやる」といった形になります。「お水がこぼれたから、拭きますね」は「お水がかやったけん、拭こわいね」となり、伊予弁のかわいらしさがあふれた文章になりますよ。

禁止の際に使う「だめ」「いけない」は、伊予弁では「いかん」という表現になります。基本的に「○○してはいけない」は「○○したらいかん」という言い方をしますよ。また「行かない」のことも伊予弁では「いかん」と言うため、前後の会話や単語からどちらの意味合いなのか判断する必要があります。

伊予弁ならではのかわいらしさとあたたかみがある響きの「おっぽ」とは、おんぶのことを指しています。「お父さんにおんぶしてもらって、いいね」は「お父さんにおっぽしてもろて、ええねえ」という表現になりますよ。愛媛の子どもが「おっぽして」と言っているのを見ると、あたたかい気持ちになるものです。