京都の方言&かわいい京都弁一覧!大阪弁との違いは?【動画】で地元民の会話も!

数ある方言の中でも意外と聞いたことがない京都の方言、京都弁。あなたは何個知っていますか?まずはよく使う京都弁ランキングTOP20や、かわいい&かっこいい京都弁をそれぞれランキング形式で発表します!加えて京都弁の語尾の特徴や、大阪弁との違い、告白するときに使える言い方も紹介します。京都弁がわかる地元民の発言集【動画】を見ながら、ぜひ京都弁をマスターしてください!

Contents
目次
  1. 京都の方言、何個知ってる?
  2. 覚えておきたい京都弁の例文TOP20!
  3. かわいい京都弁ランキングTOP10
  4. かっこいい京都弁ランキングTOP10
  5. 京都弁は語尾が特徴的?
  6. 京都弁と大阪弁の違いは?
  7. 京都弁で告白してみた!
  8. 【動画】ガチ地元民の京都弁を聞いてみよう!
  9. 京都弁は魅力がいっぱい

京都の方言、何個知ってる?

京都での言い方や方言と言われて、パッと思いつくのはどんな言葉でしょうか。語尾に「~どすえ」をつけたり、ありがとうを意味するあいさつの「おおきに」を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、そもそも京都の人がみんな語尾に「~どすえ」をつけているわけではありませんし「ありがとう」も普通に使います。「~どすえ」はどちらかというと舞妓言葉であり、普段京都人が生活する上で頻繁に使う言葉ではないのです。

京都の方言・言葉にも種類がある

京都弁や京言葉と言われるものの中にもいくつか種類があり、現在よく使われるのは、朝廷があった京都中心部の商人や町人が昔から使っていた「町人言葉」「中京言葉(なかぎょうことば)」が元になっています。歴史ドラマなどで朝廷の人々が「まろ」や「わらわ」などと使っている場面がありますが、これは「公家言葉」にあたり現在では使われません。

いわゆる「訛り」は本来なかった

京都はもともと首都だったこともあり、かつては京都の言葉が標準語扱いでした。ですので本来訛りもなにも存在せず、京都から遠く離れていくほど訛りが入ってくるといった具合でした。例えば東北地方の方言では訛りが大きく、同じ東北でも地域で訛りが違うのはご存知の通りでしょう。

現在は東京が首都になり、今の標準語と違うという意味での訛りは京都でも見られます。「あめ」「くも」「はし」はたった2文字なのにイントネーションが違い、訛りということになります。しかし、今でも京都の人は自分たちの話す言葉が訛りだとはあまり思っていません。

今回は、今でも普段聞ける京都の言葉やあいさつに焦点を当てていきます。「関西弁」としてひとくくりにしまわれがちですが言葉や訛りが微妙に違い、大阪弁ほど怖いイメージはないけどちょっぴり難しい京都弁、ぜひこの機会に覚えてみてください。

覚えておきたい京都弁の例文TOP20!

京都でよく使われるあいさつや、看板や案内でよく書かれている言葉を中心に20個挙げてみます。イントネーションがわかりにくそうなものはその説明も入れています。覚えておくと京都に行った際にあいさつできたり、京都出身の人と話す時にも役に立ちます。

京都の方言・京都弁第20位:「おばんざい」

これはお惣菜のことを指します。しかも高級なものというよりも、普段の食卓で上がるようなそれほど手の込んでいないものを指します。お店やメニューの名前の一部でよく見かける言葉ですが、実はこの言葉が広まったのは昭和に入ってからだと言われています。

例:今日のおばんざいは、たけのことレンコンの炊いたんでええか?(今日のおかずは、たけのことレンコンの煮物でいい?)

京都の方言・京都弁第19位:「どんつき」

聞いたことはあるけど、いざ説明しなさいと言われると答えられない人も多い言葉ではないでしょうか。これは道路の「突き当たり」のことです。どんと突き当たってそこから前に進めなくなるところから来ているようです。また、大阪でも使われることがあり、イントネーションとしては語尾の「き」が上がります。

例:そこのどんつきの右がうちの家や。(そこの突き当りの右が私の家です。)

京都の方言・京都弁第18位:「いちげんさん」

これは有名なので知っている方も多いでしょう。漢字では「一見さん」と書き、「初めて来た人」のことを指します。京都の料亭などでは今でも「一見さんお断り」の伝統が残っているところがありますね。お店を後世に残していくため、信頼できる人だけにお客になってもらい太いつながりを維持するためと言われています。

例:あの人はいちげんさんやね。(あの人はここに初めて来た人だね)