~低温期について~ #ラスカル日記

私たち女性の体のリズムはどんなリズムであっても大切な期間です。
妊娠に向けて、1ヶ月どんな風に体が変化しているのか知っていますか??
妊活を進めるにあたって、最初に知る自分の体のこと…
まずは低温期について詳しく説明します。

Contents
目次
  1. 低温期って意味あるの??
  2. 基礎体温を計ってみよう
  3. 低温期の役目
  4. 低温期に出来ること
  5. 私の低温期の過ごし方

低温期って意味あるの??

妊活している人たちにとって、低温期が来るというのは…妊娠に至らず生理が来てしまったということですね。
とてもガッカリしますし、言いようのない虚しさも一緒に連れてきてくれる低温期。

高温期は気を配り、着床を促すためにありとあらゆることをする人も多いのでないでしょうか?

でも、上質な卵子を作り、高温期を安定させるためにも低温期って意外と大切なんです。

低温期?高温期?

まず、自分の低温期と高温期を知る必要があります。基本中の基本ですね。

低温期と高温期を知るためには、基礎体温という体温を計らなければいません。

その基礎体温を見て、低温期、(排卵期)、高温期を知ることが出来ます。

それらを知ることによって、自分が今どんな状態期なのか、排卵前後、排卵の有無、体の冷え、ホルモンの分泌不足なども推測出来るようになります。

通常の周期は28〜30日です。それな1回のサイクルです。

排卵後の高温期の日数は14〜16日と決まっています。
生理周期が長い人は低温期が長いということになります。

基礎体温を計ってみよう

妊活を始めるにあたって、最初に取り組む妊活です。
基礎体温ってどうやって計るの?普通の体温計で計れるの?

基礎体温の計り方

毎朝同じ時間帯に、動く前に計る体温のことです。
最低限のエネルギーしか使っていない状態の体温でなければ意味がありません。

基礎体温は普通の体温計では測れず、婦人体温計といって、0.00の単位まで出る体温計でなければいけません。
そして、4時間以上睡眠を取って、朝起きてすぐ舌下で計ります。


天候や体調などで誤差も出ますが、低温期は低すぎても良くなく、大体36.30〜36.50が理想で、高温期は大体36.70〜37.00が理想とされています。

しかし、個人差があるので、基礎体温が高温期と低温期の差が0.3度以上あれば排卵はしているということになります。

低温期の役目

憂鬱な低温期。でも、低温期だってちゃんとお仕事してます!!

卵胞育成

低温期の役目の1番要なのは、みなさんも良く知っている卵子を育てる期間ですね。

高温期が終わり、生理が来ると卵胞刺激ホルモン(FSH)がエストロゲンという卵胞ホルモンの分泌を促し、卵巣に「卵子を育てて〜」っと指令を出します。

充分に育った卵胞は、次にLHホルモン(黄体形成ホルモン)の指令を受けて排卵が促されます。

なんと、低温期に卵巣には10〜20個の原始卵胞という卵子の赤ちゃんがいます。

その中から主席卵胞といって、質のいい卵子だけがスクスク育っていき、排卵するんです。

子宮内膜を厚くする

生理が終わると、体は排卵に向かっていきます。
生理がきて1ミリほどになった内膜を低温期から育て始めます。
エストロゲン(卵胞ホルモン)が内膜を厚くしていきます。

子宮内膜は排卵時には厚さ8mm、排卵後5日〜7日(着床時期)には厚さ13〜20mmあるのが好ましいと言われています。

排卵日以降(高温期)には黄体ホルモン(プロゲステロン)が子宮内膜を厚く、更に血流を良くし、潤し、着床しやすくします。

ですので、低温期にきちんと子宮内膜を育てることが大切なのです。

頸管粘液の増加を促す

精子が子宮内に到達するためには、この頸管粘液が豊富でなければいけません。

この粘液が少ないと本来の役割を果たせず、精子を子宮内に運べなくなってしまいます。

エッグサポートやゼリーなどを使って補うことは出来ますが、やはり頸管粘液が豊富な方が精子の子宮への侵入率はあがります。

低温期に出来ること

どうですか?
低温期って意外と大切な期間なんです。
妊娠に向けてちゃんと体は動いているんです。

では、低温期に出来ることはなんでしょうか?