破水とは？種類がある？色・量・匂いでの見分け方！体験談も！

破水の症状には個人差があり、破水に気づかずに放置してしまうと、胎児へ影響がでる可能性が高まります。破水によって起こるリスクと胎児への影響を説明します。

症状によっては、破水に気がつかないときもあります。高位破水の場合はチョロチョロと少量ずつしか出ないため、尿漏れやおりもの、おしるしと見分け方が分からずに、勘違いしてしまう可能性があります。臨月～出産間近になったら、少しの変化も見逃さないように注意することが大切です。

破水による感染リスクもあります。

臨月に入ってからの破水は、陣痛の前後に関係なくほとんどの場合は問題ありません。心配なのは臨月前の前期破水や高位破水の場合の感染によるリスクです。赤ちゃんは卵膜によって細菌から守られています。その卵膜が破れて破水することで細菌が侵入し、感染のリスクが高まります。

適切な処置をすれば、臨月前に破水してしまっても感染を防ぐことはできるので、安心して出産に備えましょう。

陣痛前に破水！胎児への影響はあるのでしょうか？

臨月に入ってからの破水であれば、陣痛が来るのを待って出産することが可能です。破水後、24時間以内に陣痛が来ないと出産が遅れ、感染リスクが高まる危険性があります。リスクを回避するために、陣痛促進剤を使用して出産をすすめる場合もあります。

逆に臨月前に破水してしまった場合は、週数によっては胎児が完全に育っていません。感染を防ぎながらできるだけお腹の中で育てられるような処置をします。(病院により陣痛促進剤を使用し出産する場合もあります)

万が一臨月前の早産になってしまっても、新生児集中治療室（NICU）などの管理下で治療が可能です。あまり神経質にならないように出産に臨みましょう。

破水のタイミングは人それぞれです。おしるしとほぼ同時に起こる人や、すぐに陣痛が始まり出産になる人、中には一週間陣痛が来ないまま出産が遅れる人もいます。先輩ママたちのいろいろな破水の体験談を紹介していきます。

（出産については以下の記事も参考にしてください）

一度の出産で2回の破水を経験したケースです。上記の体験談のように、まれにおしるしと混ざって破水することもあります。おしるしの場合は血が混ざってピンク色になるので、少量の破水が混ざっても気が付かないことが多いようです。

予定日までまだ時間があっても、臨月に入るといつ破水してもおかしくはありません。また、上の体験談ではすぐに陣痛が始まりましたが、人によっては陣痛が始まらない場合や陣痛促進剤を使用することもあります。臨月に入ったら、もしもの時に慌てないように家族で行動のパターンなど確認しておくといいでしょう。

早期破水の体験談です。破水というと大量に止まることなく出てくるイメージがある人も多いと思います。実はチョロチョロと少量ずつ出てくる破水も少なくはありません。匂いの感じ方も人によって違います。判断に迷ったら、量だけではなく匂いや色にも注意して、場合によっては病院へ連絡して指示をもらいましょう。