【湊】を使った名前（男の子・女の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

産まれてくる赤ちゃんのために、素敵な名前を名付けたいと考えて、漢字の字画数や意味、そのイメージを調べたり、また呼びやすい名前であるかなど色々と検討中のことでしょう。

「湊」の漢字がつく名前は、「そう」「みなと」という読み方で使うことが多く、その爽やかなイメージと「集まる」という漢字の意味が好まれて、最近では、男の子でも、女の子でも人気の赤ちゃんの名前ベスト10に必ずランクインするくらい人気のある漢字なのです。

これから、「湊」の漢字について、また、たくさんの「湊」がつく名前の読み方と、その字画数や意味をご紹介していきましょう。

最初に『湊』という漢字そのものについて解説しましょう。

●意味：人・物・水が集まるところ、港・船着場、向う・おもむく。

●読み方：音読み（ソウ）訓読み（あつ・みなと）

●由来：神様に物を差し出す意味の「奏」にサンズイがつくことで水が集まることを表す。

●字画数：12画

「湊」の漢字の意味は「奏」の部分が大きく影響していますね。供え物を集めて神前に捧げることから「集まる」の意味が強まり、人が集まる、人気がある、リーダーシップを取れるようにと選ばれることが多くなりました。また、「港」は水上部分、「湊」は陸上部分の船着場を表します。「湊」は、土地の安定感と船出の時の希望の両方をイメージできる漢字といえるでしょう。

「湊」という漢字の歴史は古く、千葉県、青森県、和歌山県の港町に「湊」を使う地名が残っています。しかし、人名で使う場合は、苗字としてのみ使うことが可能でした。人名漢字として戸籍に登録できるようになったのは、2004年と最近のことなのです。そのため、「湊」の漢字がつく名前の人は、高校生以下の若い世代であるわけです。

2012年～2015年の4年間では、一字の「湊」（みなと）が男の子の赤ちゃんの人気の名前ランキングで、常に5位以内に入る人気ぶりです。

次に、2019年度の「湊」がつく名前の人気TOP5を男の子と女の子別にご紹介しましょう。人気の名前の読み方や字画数、また名前に込められた意味もチェックしてみてくださいね。