【薫】を使った名前（女の子・男の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

皆さんは「薫」という漢字を使う名前からどんなイメージを持つでしょうか？素朴で穏やか、おっとりしたイメージであったり、さわやかで清潔感があるようなイメージだったり、好感の持てる印象が強い漢字ですよね。

この漢字はもともと良い香りのする草を意味し、その意味がそのまま文字の印象となっています。生まれてくる赤ちゃんが「薫」という漢字の意味通り誰からも愛されるように、名付けてあげたい感じのひとつですね。

冒頭でも記載した通りこの漢字にはもともと良い香りがする草という意味があり、良い匂いという連想ができる漢字になります。その他にも、「薫製」という文字からもわかるようにいぶして香りを炊くという意味として使うこともあります。

また、その意味から派生して人に温もりを与える穏やかなイメージ、心をに火を灯してあげられるような優しい印象を与える意味もあります。そんな願いを赤ちゃんに込めてあげたいですね。

読み方は、訓読みでは「かお(る)」「かお(り)」「くゆ(らす)」「た(く)」。音読みでは「クン」。

名付けでの「薫」は、一文字で「かおる」という一般的な読み方として使うケースから、「くに」や「つとむ」、「ふさ」「ほう」「のぶ」という読み方として使うこともあります。

ただ他の漢字との組み合わせや別の読み方になっても「薫」という文字のイメージが強く、その印象や意味は概ね変わらないと言えるでしょう。

袋に入ったものがいぶされ、良い香りと共に煙が昇っていくイメージ。その象形がこの文字の由来になります。漢字を草や煙、袋や火などと見立てると意味が理解しやすいのでないでしょうか。

そこから良い香りがするという意味を持つ漢字となり、今でも赤ちゃんの名付けに使う人気の一文字になっています。

「薫」という漢字の字画数は16画になります。良い意味なだけでなくとても存在感がある漢字なので、名字や組み合わせとする漢字との読み方、合計の字画数、その意味も参考にとうまくバランスを取りたい漢字です。

また字画数が多く重量感もある漢字でもあるので、もし二文字・三文字と使う場合は、字画数のことも考慮して残りの文字はあっさりとした漢字を使う方がバランスが良いかもしれません。他の漢字との読み方や意味、姓名判断などとあわせてぜひ参考にしてみてくださいね。

「かおる」や「かおり」という読み方は、漢字を見なければ「香」「佳織」など女の子につく名前を連想することが多いかもしれません。ただアニメの影響や、中性的な名前が男女ともに人気が高くなった時代の流れもあり、男の子も「薫」とつく名前を名付けられることが多いです。

漢字の意味からも穏やかで温かいイメージがありますので、女性を守り支えるという男性像にもぴったりです。また他の漢字と組み合わせることで読み方が変わる場合もあるので、この意味を生かしてぜひ男の子であっても候補に入れたい一文字ですね。