【睦】を使った名前（女の子・男の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

皆さんは生まれてくる赤ちゃんに、どんな漢字のつく名前を思い浮かべていますか？名前はその赤ちゃんにとって、お父さんとお母さんからの一番初めのプレゼントになります。組み合わせる漢字、字が持つ意味などにもこだわりを持って、その子にピッタリな素敵な名前を贈ってあげたいものですよね。

今回ご紹介する『睦』という字は、旧暦で1月を意味する「睦月」や「仲睦まじい」といった言葉に使われています。『睦』を名付けに使うのに多いパターンとしては、1月生まれだという意味を表す使い方や、人気者になるようにと言った意味を授けた名付けにも使われます。

こちらからは、『睦』の読み方や字画数などの基本情報、『睦』のつく名前の例など、『睦』を使った名前を考えているパパやママのヒントになるような情報を詳しくご紹介していきますよ。

『睦』のつく名前をご紹介していく前に、『睦』という漢字がどんな意味や読み方を持っているのか見ていきましょう。『睦』を名付けに使う上で大切にしたい、漢字の由来と字画数についてもご紹介します。

そもそも『睦』という漢字には、「人と人が親しい状態」という意味や「慎み深い様子」という意味があります。この意味から、周囲の友人や温かい家族に恵まれるような人物になって欲しいという願いを込めて『睦』の字を使うことが多くなっています。

『睦』という漢字の基本的な読み方には、「むつ」「もく」というものがあります。名付けにこの漢字を使う場合には他にも、これ1字で「むつみ」と読むことができ、「む」「よし」「とも」「ちか」や「りく」という読み方もあります。

さまざまな読み方ができるので、他の字と組み合わせて、男の子の名付けにも女の子の名付けにも使いやすい漢字ですよね。

『睦』は、人間の目と視線の方向を表している「目」という部首に、土が高く盛り集まった陸を意味する「坴」という字が合わさったもの。つまり、何人もの人間の「目」が集まる陸(「坴」)を指しています。その由来から、人同士が視線を交わらせ親しむことを意味するようになりました。

『睦』の字画数は「13画」です。姓名判断において名前の字画数は吉凶を左右するともされています。名前の字画数「13画」は吉数とされ、この名前の人物は皆の視線を集めるような人気者になると言われています。『睦』の字のみで名付けをした場合なら、人間関係に恵まれて欲しいという意味を込めるにはピッタリですね。

名前の総字画数によって、どんな人物になるか変わるという考え方もありますので、漢字が意味することがらに合わせ、字画数にも注目してみてください。

赤ちゃんの名付けにおいて、意味や響きは素敵な漢字が見つかったけど、この字が名前に使って良い漢字であるのかというのも気になりますよね。衰退していくことを意味したり、死ぬことを意味したりする漢字を名付けに使うことは、一般的に避けるべきだと言われています。

『睦』の意味や由来は不吉なものではありませんので、もちろん名付けに使用することが可能です。穏やかで温かみのある『睦』のイメージに合わせて他の漢字と組み合わせ、魅力的な名前にしてあげましょう。