【稔】を使った名前（男の子・女の子別）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

「稔」がつく名前は日本においてとても多い名前の一つです。今回、「赤ちゃんの名付けにいろんなものが候補に挙がっていて、迷って選べない」というのなら、漢字の「稔」をオススメします。「稔」の持つイメージは赤ちゃんの名前にも大変人気な漢字の一つなんですよ！

ここでは「稔」の持つ意味や読み方、そして由来や名付けに重要な字画数についてみていきます。それでは一つ一つ掘り下げながら解説していきましょう。

一般的に、「稔」という漢字には「稲が成熟する」という意味や「穀物が実をつける」という意味があります。読み方は「みのる」と読むのが主流と言えます。音読みならは（ジン、ニン）と読むことができ、人名においては（とし、なり、なる、のり、みのる、ゆたか）
と読むこともできます。

「稔」は老若男女問わず人気が高い漢字なうえ、古い時代から使われていたこともあり、古風ないイメージが強い漢字です。さて、それでは「作物が実る」という意味がある「稔」という漢字ですが、この漢字の由来について見ていきましょう。「稔」というのは、昔は「年」を使うことの方が一般的でした。

しかし、「年」は1年、2年と時間を表す漢字として使われるようになったため、別の漢字で「みのる」という字を使う必要が出てきたのです。そこで「ネン」の響きを持っていた「念」という漢字と、穀物の意味である「禾」が組み合わさって「稔」という漢字ができたのです。

名前を名付ける時、人は昔から字画数を気にしていました。字画数には縁起の良い悪いがあり、自分の苗字との組み合わせで赤ちゃんが持つ運勢を左右すると信じられてきたからです。最近では字画数を気にする世帯は減少しましたが今でもこの字画数の風習は大切にされており、姓名判断師に名前を名付けてもらう際は、この字画数も視野に入れながら、名前を考案するのです。

さて、それでは「稔」の自覚数はどれくらいなのでしょうか？「稔」の総字画数は、13画です。ちなみに字画数で縁起が良いのは、24画と33画とされています。その字画数に合うように名前を考案してみるのも、名付けの手法と言えます。