北枕で寝るのは風水的に縁起良い・悪いどっち？方角別の意味や効果も解説！

とてもエネルギーを感じる東枕ですが、充実しすぎるというのが少々難点です。体力のある若い内は良いかもしれませんが、体力とは徐々に衰えるものです。「ちょっと忙しすぎる、疲れてきた」と感じた時には、枕の位置を北か西に変えてみるのも一つの方法です。その時の自分の状況に応じて、自分に合う枕の位置を見つけてみてください。

東の方角は、風水上「情報」を意味する方角でもあります。さまざまな方面から良い情報が入ってくるため、退屈せず、楽しい毎日を送れるようになるともいわれています。

さらに、この情報が「良い人の情報」、つまり恋愛に関する情報も運んできてくれるため、「最近、ピンとくる出会いがない」と嘆いている方には良縁を運んできてくれ、恋愛運アップにつながります。もしかしたら、将来夫婦になるお相手との出会いに一役買ってくれるかもしれませんね。

東とは逆に、太陽が沈む西の方角は、落ち着いた気分になりたい時、リラックスしたい時にオススメです。「怒涛のような日々はもう嫌」「ゆっくりのんびりした生活がいい」といった、安定・安心な日々を過ごしたい方には、風水上「西枕」は有効といえます。特に中高年の年代には肩の力を抜いて、人生を楽しむことのできる良い方角とされています。

他にも「金運は西で呼び込み、北で貯める」が風水の基本となるほど、金運に関して影響力のある方角が西です。このことから、商売運にも効果があるとされています。

落ち着いた気分になれる効果のある西枕ですが、リラックスしすぎるとやる気が減少してしまうこともありますので注意が必要です。さらに、若い方が西枕にすると、ゆったりしすぎて老けるのが早まるともいわれています。

「付き合ってもすぐに別れてしまう。」そんな恋愛にお悩みの方には「西枕」がオススメです。西の意味する「落ち着き」が心をおおらかにしてくれ、穏やかな気持で恋愛に向き合うことができるといわれています。

しかし、この「落ち着き」が悪く働くと、倦怠期を招いてしまうこともありますので加減が必要です。特に、新婚の夫婦のように、まだラブラブでいたい方には不向きといえますね。

美意識やインスピレーションなど風水上、直感力を高める効果があるとされているのが、南の方角です。自分独自の美意識が必要な芸術家や、人を楽しませるため、人と違うインスピレーションが重要な芸能人など、ひらめきやカリスマ性を大事にする方にはとても良い方角といえます。しかし、常に感が冴えた状態にあるため、眠りにくいというデメリットがあります。