万年青の風水的意味と効果は？運気アップにおすすめの置き場所・方角を紹介！

万年青（おもと）は、ユリ科の多年草で、運気を上げる最強の観葉植物といわれています。風水の中では、悪い気を吸い込み、良い気を呼び込んでくれるといわれている観葉植物。その中でも圧倒的に効果が高く、縁起の良いおめでたい植物とされ、江戸時代から親しまれています。邪気の浄化にも頼もしい存在です。

別名「縁起草」「辛抱草」とも呼ばれている丈夫な植物なので、大切に育てれば枯れることなく長く一緒に過ごすことができますよ。万年青の風水的な意味や効果、花言葉、運気を上げて邪気を浄化する方法も紹介していきますので、参考にしてみてください。

万年青の風水的な意味・効果には「運気上昇」があります。風水では、植物を「富貴植物」と「化殺植物」に分けていて「富貴植物」は吉意を持つ植物、「化殺植物」は凶を祓ってくれる植物です。万年青は富貴植物ですが、どの植物よりも強い運気上昇の効果があるとされています。富貴植物は他にも、幸運の木、ミリオンバンブー、富貴蘭などがあります。

万年青は、縁起の良い吉のパワーが強く、新築祝いや新婚さんへのプレゼントとしても人気が高いです。引っ越しする時には、どの荷物よりも先に万年青を玄関に置くと、運が開けてとても縁起が良いとされていますよ。万年青は字が表すように、一年中葉が青々としていて、生命力も強いので置くだけでずっと運気上昇の効果が得られるといわれています。

万年青には風水的に「長寿」の意味・効果もあります。万年青の、年中青々としている姿や、葉が落ちないこと、枯れかけた葉を処理する程度でずっと元気なことから「長寿」を意味し、その効果があるといわれています。多年草の植物なので、上手に育てると50年以上も生き続けることができるものもあります。

暑さや寒さでも枯れることのない生命力の強さから、敬老の日のお祝いにも人気が高く、贈る時には長寿の意味も伝えると喜んでもらえますよ。置いているだけで浄化の効果もあります。万年青の「万年」という言葉自体も縁起が良いので、名前そのものからも長寿の効果が期待できますね。

万年青には、「子孫繁栄」という風水的な意味・効果もあります。万年青は日本原産の植物で、色鮮やかに年々大きくなる緑の葉に、多くの赤い実をつけることから、江戸時代より子孫繁栄の象徴とされてきたことが由来です。

江戸時代、徳川家康が江戸城に入る時に、3鉢の万年青を贈られ、城へ一番に持ち込んで床の間に飾りました。その後、城が300年にわたって大繁栄したことから、日本中に引っ越し祝いや一家繁栄・子孫繁栄として万年青を贈る風習が広まったといわれています。風水で最強の観葉植物といわれていることにも頷けます。

万年青の風水的な意味・効果として「母性の愛」もあります。色々な説がありますが、万年青は十三世紀後半の鎌倉時代には「於毛止久佐（おもとぐさ）」と呼ばれていたのが後に派生し【老母草（おもと）】となったといわれています。昔は母親のことを”おも”と呼んでいたため、万年青が「母性の愛」を意味するようになりました。

また、大きな葉に包まれるように、小さな可愛い実がつく姿からきているともいわれています。母親に抱かれ、あやされる子どもの様子を思い起こさせ、強く美しい母性の愛を表しているように見えます。品種によっては実のつかない万年青もありますので、購入する前に確認してくださいね。