指しゃぶりをする大人の心理13選！治らない原因は心の病？辞める方法も紹介！

大人の指しゃぶりの裏に潜む病気として挙げられるのが「チック症」「トウレット症候群」です。チック症は幼児期に発症しやすく、肩から上の筋肉が不随意運動を繰り返す「運動チック」と、特徴的な発声や鼻すすりなどの「音声チック」のふたつに分かれます。指しゃぶりも、まばたきや首振りと同様に運動チックのひとつの症状として現れることがあるでしょう。

チック症は、基本的には成長と同時に快方へ向かうのが一般的です。また、運動チックと音声チック両方の症状が1年以上継続する複雑なケースが「トウレット症候群」になります。

後発的な大人の指しゃぶりであれば心配いりませんが、幼児期からの指しゃぶりが継続している場合「歯並びの乱れ」を招く恐れがあります。歯並びは基本的に遺伝による要素が大きいところですが、指しゃぶりが原因となって中心の前歯が飛び出して生える「出っ歯」になってしまった大人も少なくありません。

（歯並びについては以下の記事も参考にしてみてください）

ここまで、大人の指しゃぶりの原因や心理状態をご説明してきました。では、実際に大人の指しゃぶりをやめられない人たちは、どういった思いを抱えているのでしょうか？ここからは、指しゃぶりがやめられずに悩んでいる大人たちの体験談をご紹介していきます。

大人になって以降も指しゃぶりを辞めることができず悩んでいる方たちは「身近な人に知られること」「指しゃぶりを否定されること」を非常に恐れています。指しゃぶりをやめなければならないと分かっているからこそ、嘲笑や否定をされるとひどく傷ついてしまうでしょう。人に知られて傷つく前に、指しゃぶりを辞める方法・対処法を見つけ出すことが重要です。

大人の指しゃぶりを辞めるための方法・対処法としては「絆創膏を貼る」ことが挙げられます。絆創膏は口に入れた際の味や感触が決して良いと言えるものではないので、大人の指しゃぶりの克服に活用することができるでしょう。

「手に入れやすいこと」「人前で気軽に使用できること」など絆創膏のメリットは多いのですが、濡れるとはがれやすいというデメリットもあります。そのため、無意識の指しゃぶりを辞める方法として取り入れる場合は注意が必要です。

こちらの女性は絆創膏を使い、日中は意識して指しゃぶりを克服することができました。しかし、就寝中の無意識な指しゃぶりに対しては、違った方法で克服した方が良いと考えているようです。