『付かず離れず』な恋愛関係はどうなの？上手くいく理由は距離感にある？

相手のちょっとしたことにイライラし、ついつい怒ってしまうことは誰しもあることでしょう。ですが、「付かず離れず」の恋愛関係では、無意味なケンカは基本的に起きません。それが精神的に消耗するだけで、生産性がないと分かっているからです。考えや指摘を言う場合でも、言葉を選ぶ様に配慮しています。

何気ないことでも「ありがとう」が言える関係は、長続きしやすい様です。相手を意中の相手だけでなく、普段の人間関係から心がけ、感謝することが当たり前の感覚が身に付いています。誰だって「ありがとう」って言われて、悪い気はしません。「ありがとう」が言える人は、一緒にいて居心地が良いので、人間関係を築く上では必須ワードと言えるでしょう。

「付き合ってるんだから相手をすべて知るのは当たり前」という考えはナンセンスです。相手だって一人の人間で、恋人の管理下の所有物ではありません。「付かず離れず」カップルは、過干渉は相手との信頼関係を壊す行為といった見方をしています。余計な詮索をしないということは、信頼関係の証明でもあります。

「一人の時間」は、「二人の時間」をより大切にする上で大切な時間です。その理由は、二人の時間が長すぎると、一緒にいることに飽きるか相手に依存するかの、極端なデメリットが発生しやすい面があるためです。「付かず離れず」のカップルは、お互い何か没頭できる趣味や目標を持っており、それが二人の関係を豊かなものにしています。

「付かず離れず」のカップルは、基本的にお互いを尊敬しています。相手への尊敬を欠いたカップルは、バカにしたり見下したりと、自然と態度も悪くなってしまいます。例えば「そんな趣味理解できないからやめて」「いい歳していつまでそんなの集めてんの？」なんて、「付かず離れず」のカップルは、相手の趣味趣向にとやかく言いません。

「付かず離れず」のカップルは、意味のない連絡もあまりしません。相手ととにかく何か話したいという気持ちは、恐らく若い女子ほどあるでしょう。しかしそれだと相手に依存する様なもの。デートの約束などスケジュールの相談や大事な話以外の不要な連絡を、「付かず離れず」の恋愛ではしないのです。メリハリを付けることで、「付かず離れず」に近づきます。