手の甲にキスする意味・男性心理は？プロポーズ・挨拶・忠誠や国別の意味も！

ここからは手の甲にキスをする風習のある国を紹介します。同じ動作でも国が違うと意味やそこに隠されている心理も変わります。「外国人の男性から手の甲にキスされた！」という方はそのメッセージを探る参考にしてくださいね。

ヨーロッパでは尊敬や敬愛を表して手の甲にキスすることが多いといわれますが、イギリスでは男性から女性への挨拶として手の甲にキスをします。深い意味やメッセージが隠れているわけではありません。ちなみに、尊敬を表す場合は手の甲ではなく家紋の入った指輪に口づけます。

もともとは男性同士でも手の甲にキスしていましたが、ペストが大流行してからはキスを避けお辞儀や帽子を持ち上げるなどの挨拶に変わったといいます。

フランスは愛情表現豊かな国とイメージされがちですが、実際は違うようです。かつては紳士同士の挨拶として手の甲にキスするという風習がありました。しかし、今では滅多に手の甲にキスすることはないといいます。もし手の甲にキスをしても、単なるおふざけであることが多いようです。

フランスの男性から手の甲にキスをされた場合、真剣にあなたを想っているというよりはただからかっているだけかもしれません。

イタリアの風習では、敬愛や尊敬の気持ちを伝えるために手の甲にキスをします。心から大事だと思う人にしかキスをしません。また、女性を口説くための手段としても使われるそうです。ロマンティックな雰囲気を演出するためでしょう。決して軽いノリですることのない、本気の愛を伝えるためのキスです。

ドイツでは好きな女性に対しての愛情表現として手の甲にキスをする風習があります。ドイツの男性は大変で真面目で、軽々しい気持ちでキスなどはしないそうです。挨拶としてのハグの習慣もなくなりつつあります。余程の深い愛情がないと手の甲にキスをすることはないでしょう。

気軽にスキンシップをとるイメージのあるアメリカですが、日常的に手の甲にキスをすることはないようです。挨拶としてはハグが一般的で、尊敬や敬意を表す特別な時だけ手の甲にキスをします。アメリカの男性から手の甲にキスをされた場合は、強く愛されている証拠だと思っていいでしょう。

手の甲にキスをする意味や恋愛心理、国別の風習などを紹介しました。男性の行動から「これは本気で自分のことを想ってくれている」と感じ、自分も相手に好意があるのなら素直に喜びましょう。手の甲にキスをされてびっくりするかもしれませんが、「嬉しい」としっかり伝えることで男性も喜びます。

ちなみに、男性が女性の手の甲にキスをする際、男性自ら女性の方へ寄っていくのがマナーです。手を自分の方に引き寄せてキスをするのは女性のことを真剣に考えていない証拠だといえます。しっかり見極めをして、素敵なときめきをたくさん体験してくださいね！