経産婦の陣痛は初産と違う?間隔・時間・始まり方は?体験談をもとに違いを検証

【医師監修】経産婦の陣痛は初産とは違うのでしょうか。陣痛の間隔や始まり方、出産までの時間や痛みの違いについて、また陣痛が遠のく、こない場合の原因と解消法について説明します。先輩ママの体験談やドクターの助言もあります。対処法を知って安心して出産に臨んでください。

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Contents
目次
  1. 経産婦とは?
  2. 経産婦と初産婦では陣痛の間隔、始まり方が違う?
  3. 経産婦と初産婦では陣痛から出産までの時間も変わる?
  4. 陣痛が遠のく、こない場合の原因は?
  5. 経産婦と初産婦で痛みの感じ方も変わる?
  6. 経産婦と初産婦での陣痛の違いを体験談を元に検証
  7. 陣痛が遠のく、こない場合に陣痛を促進する方法
  8. 陣痛の感じ方が初産の時と違っても慌てずに!

経産婦と初産婦での陣痛の違いについて、それぞれ体験談をご紹介します。体験談をもとに陣痛の違いについて検証していきましょう。また、人によって陣痛の痛さも出産までの時間も異なるため、さまざまなシミュレーションをして出産に臨みましょう。

経産婦

専業主婦

30代前半

1人目の時は陣痛から出産まで12時間でしたが、2人目の時は6時間でした。時間を比べるとこんなに差があるんだなってびっくりします。病院についてからはどんどん陣痛の間隔も狭くなってあっという間にお産が進んでいきました(笑)

女性

30代後半

赤ちゃんによって大きさが異なるからか、2人目の時よりも1人目の出産の時の方が圧倒的に痛かったですね。あと、1人目の時は腰に激痛が走りましたが、2人目の時はお腹が特に痛かったです。全然違いました。

体験談のように、経産婦は陣痛から出産までの時間が短くなるため、初産の時とは異なる陣痛の痛みを感じる場合があります。陣痛が来たと感じたら、初産の時よりも早めに連絡して病院へ向かうようにしましょう。

初産婦

妊活経験有

30代前半

初産婦は陣痛から出産までの時間が長いというイメージを持っていましたが、私の場合は3時間で出産しました。夜中に陣痛に気がついて、日が昇る頃には分娩も終わって会陰の縫合をしていたかな?

女性

20代後半

陣痛の前に破水が来たので、びっくりして病院に駆け込みました。でも子宮口が全開になるまで思ったよりも時間がかかりました。出産までの時間が思った以上に長くて大変でしたが、元気な赤ちゃんが産まれてきてくれて嬉(うれ)しかったです。

初産婦は経産婦にくらべて陣痛から出産までの時間が長くなる傾向がありますが、体験談のように、人によっては経産婦よりも短時間で出産を迎える妊婦もいます。また、陣痛の前に破水が来る可能性もあり、臨機応変に対応することが大切です。慌てず冷静に行動していきましょう。

陣痛が遠のく、こない場合に陣痛を促進する方法

陣痛が遠のいたり、こない場合は不安で心がいっぱいになります。そんな時に陣痛を促進する方法を紹介します。手軽にできる方法ばかりなので、陣痛が来たらすぐに準備をして病院へ向かうことができます。

姿勢良くウォーキングする

陣痛が遠のく、こない場合は、姿勢良くウォーキングすることで陣痛を促進します。大きく張ったお腹で歩くのは疲れますが、陣痛が遠のく場合や弱い場合は、病院からウォーキングするように言われる妊婦も多いです。ずっと椅子に座ったり、横になって寝ているよりもお産を促す良い刺激になるでしょう。

ただし、無理のない範囲で歩くことが大切です。陣痛が来てもすぐに対応できるように家の中を歩き回ったり、近所をウォーキングしましょう。また、パートナーや友達と一緒にウォーキングすれば、より安心して動くことができるのでおすすめです。

スクワットや階段昇降をする

陣痛が遠のく、こない時は、スクワットや階段昇降をおすすめします。陣痛を促進するために積極的に行っている妊婦は多く、特にパートナーと会話をしながら、一緒に行うことで不安を和らげることができます。スクワットを行う時は、背中、頭、おしりを壁に付けて、安定した姿勢で行うようにしましょう。

階段昇降を行う時は手すりをしっかりと持ち、転ばないように気を付けて行いましょう。大きなお腹では足元がよく見えないため、足元を確かめるように丁寧に行うことが大切です。

足湯に浸かる

陣痛が遠のく、こない場合は、足湯に浸かることで陣痛を促進できる場合があります。陣痛がこないと悩む妊婦は、冷え性に悩まされている場合も多いです。足湯に浸かることで末端から温め、全身の血流をよくしていきましょう。全身が温まることで血行不良を改善し、陣痛を促進するだけでなく、リラックス効果ももたらします。

増田陽子

内科医

貧血気味の方は足湯でもクラクラする場合があります。また、この時期は足元が見えにくいので、小さな容器でも滑りやすいです。十分注意してください。

陣痛の感じ方が初産の時と違っても慌てずに!