イヤイヤ期がないのは病気・発達障害なの?後々、子供の成長に影響する?

【医師監修】イヤイヤ期がない原因や、病気・発達障害の可能性などを紹介しています。思春期に子供に出る影響や、親の子供への接し方、叱り方のポイントも解説しています。実際にイヤイヤ期がない子供を育てた先輩ママの【体験談】紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

Contents
目次
  1. イヤイヤ期がない原因は?
  2. イヤイヤ期がないのは病気・発達障害の可能性も?
  3. イヤイヤ期がない場合、思春期に子供に出る影響とは?
  4. イヤイヤ期がない子供への接し方は?
  5. イヤイヤ期の子供に叱る時のポイント
  6. イヤイヤ期がない子供を育てた先輩ママの体験談
  7. イヤイヤ期がなくても気にしすぎないで!

イヤイヤ期がない原因は?

2歳を過ぎると何をするにも嫌がるような態度をとるイヤイヤ期があり、世界中のママたちの悩みになっています(※1)。しかしこのイヤイヤ期は誰にでもあるものではなく、イヤイヤ期が目立たない2歳児もいるのです。ここからは、イヤイヤ期がない原因を紹介します。

(4歳の反抗期については以下の記事も参考にしてみてください)

4歳で反抗期が再発!?2歳の時との違いは?原因と対処法!体験談あり

おとなしい性格

2歳児にも積極的に何でも取り組むような性格や、反対に人前に出るのが恥ずかしい消極的な性格など、いろいろな性格の子供がいます。おとなしい性格が原因でイヤイヤしたくてもそれが積極的に表に出せずに、イヤイヤ期があまり目立たないという場合があるのです。

ママのサポートがうまくできている

子供がやろうとしていることをママが上手にサポートできていると、子供は自分の欲求通りに行動することができて満足し、反抗する必要がないのでイヤイヤ期がないと感じる場合があります。2歳くらいの子供は何でも自分でやりたがりますが、早い段階でママから「それはダメ!」といわれてしまうと反抗したくなります。

無理なこととわかっていても、ママが上手にサポートすることでいろいろなことにチャレンジして子供は成長していくのです。

言いたいことを上手に伝えられている

言いたいことを上手に伝えられていることが、イヤイヤ期がない原因にもなります。言葉の発達が早いとコミュニケーションの幅が広がるため、ママも子どもとの関わりが楽しみになるでしょう。しかし言葉を上手に話すことができるとママに自分の思いを伝えて意思疎通が図れるので不満に思うことがなく、イヤイヤ期の特徴がでない場合があるのです。

こだわりがない

2歳頃の子供はあれがしたい、これがしたい、という強いこだわりを持つことがあります。こだわりがある場合はママから何を言われても、自分の好みではないことは「イヤ!」と拒否してしまうのです。

しかし、特にこだわりがない場合はママから言われたことも反抗せずにスムーズに受け入れることができるので、イヤイヤ期も目立たなくなります。

欲求が満たされ満足している

自分のしたいことが普段からさせてもらえていると、反抗することもなくイヤイヤ期がない状態で成長するケースがあります。たとえば、自分の希望する時にタイミングよくおやつや食事が出る環境で欲求が満たされているなどです。ママが子供の自立を普段から実践して子供もそれを楽しみながらやっていると、不満に思うことがないのでぐずることも少ないのです。

子供のイヤイヤ期に気づかない

親に反抗する方法は子供によって違いがあり、反抗の仕方が一般的ではない場合は親は子供が反抗がしていることに気づかない場合があります。ぐずったり「嫌だ嫌だ!」と叫んだりせず、その場から動かずに自分の主張を無言で訴える場合は、子供がイヤイヤ期であることに気づきにくいでしょう。

イヤイヤ期の時期がずれている

イヤイヤ期は一般的に2歳前後に始まるとされていますが、この時期からずれてイヤイヤ期がくることもあるのです。早い時期の1歳過前後にイヤイヤ期がある子供や、6歳くらいにイヤイヤ期が始まるなど子供によって違います。イヤイヤ期は時期がずれても子供が成長する過程で必要なので、イヤイヤ期の時期が早いか遅いかはあまり心配せずに見守りましょう。

親を恐れている