イヤイヤ期がないのは病気・発達障害なの?後々、子供の成長に影響する?

【医師監修】イヤイヤ期がない原因や、病気・発達障害の可能性などを紹介しています。思春期に子供に出る影響や、親の子供への接し方、叱り方のポイントも解説しています。実際にイヤイヤ期がない子供を育てた先輩ママの【体験談】紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. イヤイヤ期がない原因は?
  2. イヤイヤ期がないのは病気・発達障害の可能性も?
  3. イヤイヤ期がない場合、思春期に子供に出る影響とは?
  4. イヤイヤ期がない子供への接し方は?
  5. イヤイヤ期の子供に叱る時のポイント
  6. イヤイヤ期がない子供を育てた先輩ママの体験談
  7. イヤイヤ期がなくても気にしすぎないで!

イヤイヤ期は特に、親が子供に対して叱ることが多くなるかもしれません。何度言ってもわからないからと言って、子供の性格を悪く言ったり感情的に怒るのは良くない叱り方です。叱る時には具体的に、短い言葉で叱りましょう。おもちゃを投げてしまった時には「投げちゃダメ、当たると痛いんだよ」と投げてはいけない理由も一緒に付け加えます。

そうすることでなぜやってはいけないのかを少しずつ理解し、ダメなことはやめるようになるでしょう。早い段階でやめてほしいからといつまでも叱るってもあまり効果が期待できません。その都度短い言葉で具体的に話をし、粘り強く接していきましょう。

(魔の2歳児については以下の記事も参考にしてみてください)

「魔の2歳児」とは?パターン別イヤイヤ期の対処法と育児のコツは?

イヤイヤ期がない子供を育てた先輩ママの体験談

ここからはイヤイヤ期が特に気にならなかったというママたちの声を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

6歳娘ママ

30代

小さい頃から人見知りがなかった娘はイヤイヤ期もなく、発達障害や病気も心配したけど特にそういった兆候もなく育っているよ。さすがにわがままな部分もあったけど、娘に話をすればいうことは聞いてくれたし育てやすい子供なんだと思う。

人見知りをする時期になっても周りの大人を怖がらず、誰とでも平気で関わることができると発達障害や病気の可能性を疑いますが、必ずしもそうなるわけではありません。ほかの子供と比べてイヤイヤ期の特徴がみられなくてもそれは性格ということもあります。温かく成長を見守ってくださいね。

2人のママ

40代

イヤイヤ期にぐずって癇癪を起すこともなく、かといって病気もなく発達障害の可能性もなかったのでマイペースに子育てしてきました。今は子供は成長して中学生ですが、今でも目立った反抗なく穏やかです。

イヤイヤ期がない場合は思春期になってひどく反抗をするケースもありますが、そのまま穏やかに思春期を過ごす子供も多いです。個人差はあるのでイヤイヤ期がないからといっても、思春期の反抗期を必要以上に心配する必要はないでしょう。

3人のママ

40代

イヤイヤ期がないと思春期になってから反動で、ものすごい反抗すると聞いて怖かったけど成長しても反抗期のない子供に育ってます!おとなしい性格だったからか、2歳の時も目立った反抗はなかったですね。

自己主張というイヤイヤ期の特徴がある子供や、自己主張もなくイヤイヤ期の特徴がみられない場合もあります。しかしそれも子供によって差があるので、イヤイヤ期がないから病気や発達障害があると思わずに、それぞれの行動を見守りすくすくと成長できるようにサポートしていきましょう。

イヤイヤ期がなくても気にしすぎないで!

イヤイヤ期がない原因や障害や発達障害の可能性について、イヤイヤ期の特徴がなかった子供の思春期の影響やイヤイヤ期がない子供への接し方などを紹介しました。イヤイヤ期がないからといっても気にしすぎずに、早い時期にイヤイヤ期が落ち着くよう、のびのびと過ごせるように接していけると良いですね。

新井昇子

小児科医

イヤイヤ期は子供の自我が芽生えてきているサインで、本来なら成長の証なので喜ばしいものですが、毎日接しているお母さん、お父さんにとっては困りものですね。 頭ごなしに叱ることは、余計な反抗を生みますので、子供がどうしてそのような言動をするのかを推測するために、子供を観察することが、物事をスムーズに進める手がかりになることが多いと思います。 子供も一人の人間ですので、自分のことを尊重してもらえると単純に嬉しいのだと思います。 毎回出なくても大丈夫ですので、余裕のあるときはまず子供もを観察してみてください。 その積み重ねで親子の絆が深まるといいですね。 また、イヤイヤ期がない原因として発達障害が挙げられていますが、この場合はイヤイヤ期がないこと以外にも期になる症状があることが多いので、ご相談ください。 イヤイヤ期がないからといって、思春期に〜という話は、そういった子もいる、という程度にとどめておいてください。 将来のことを心配して、今現在目の前にいるお子様とのコミュニケーションの目的がすり替わってしまわないように、いま、のお子様との関わりにフォーカスを当てましょう。そしてご自身の心の動きも大切にしていきましょうね。