イヤイヤ期がないのは病気・発達障害なの?後々、子供の成長に影響する?
【医師監修】イヤイヤ期がない原因や、病気・発達障害の可能性などを紹介しています。思春期に子供に出る影響や、親の子供への接し方、叱り方のポイントも解説しています。実際にイヤイヤ期がない子供を育てた先輩ママの【体験談】紹介していますので、チェックしてみてくださいね。
本当はわがままを言ったりぐずったりしたいのに、親に対して怯えた気持ちがあると自分の気持ちを表現することがなくイヤイヤ期がない場合があります。体を叩かれて怒られたり、怯えるほど強いストレスを与えられると子どもは本当の気持ちを隠して、内にこもるようになってしまうのです。
イヤイヤ期がないのは病気・発達障害の可能性も?
イヤイヤ期がない原因はすでに紹介したことのほかに、病気や発達障害の可能性も考えられます。早い段階で病気や発達障害があることを決めるのは難しいですが、ここからは具体的な特徴を紹介しますので参考にしてみてくださいね。
人との関り方がわかっていない・興味がない
ある程度の年齢になれば親以外の大人や、自分と同じくらいの子供と遊んだり関りを持つようになります。しかし病気や発達障害がある場合は、人と関わる距離が近すぎてしまったり全く関わろうとしなかったり、人とうまく関われないという特徴があるのです。
睡眠に関して特徴がある
病気や発達障害があると、寝つきが悪かったり夜から朝にかけて泣きっぱなしであったり、眠れないことでパニックを起こすなどの睡眠に対して特徴的な行動が見られます。一緒に寝ているママも落ち着いて寝ていられないほどの行動があった場合は、子供のためにも病院などで夜の状態について相談してみることをおすすめします。(※2)
(赤ちゃんの夜泣きについては以下の記事も参考にしてみてください)
食事に関するこだわりが強い
2歳くらいになると食べ物に関する好き嫌いが出てきます。食事を食べる量があまりにも少ない・好きな物以外は食べないなど、食事に関して強いこだわりがある場合は病気や発達障害の特徴のひとつである可能性もあるでしょう。
言葉を話さない・理解していない
言葉を話すのが早い子供もいる中で、2歳になっても「ブーブ」や「にゃんにゃん」などの単語を一切話さない場合や、子供の名前を呼んでも聞こえていないかのように反応を示さない場合は、病気や発達障害の可能性があります。または、名前を読んでも反応がない場合は、理解していないという理由のほかに耳の病気も原因として考えられます。(※3)
気になる場合は早めに病院を受診してみたり、保健師や専門機関に相談することがおすすめです。
イヤイヤ期がない場合、思春期に子供に出る影響とは?
「イヤイヤ期がないことが原因で、思春期の時には子供にいろいろな影響が出るのでは?」と心配になるママもいるでしょう。ここからは、イヤイヤ期がない場合の思春期の子供に出る影響について紹介します。
ただし、イヤイヤ期がなかった子供全員に、必ずしもこれらの特徴がみられるわけではありません。イヤイヤ期がなくても特に思春期に影響が出ることなく成長する場合もあるので、心配しすぎずに子供の成長を見守ることが大切です。
(2歳のイヤイヤ期の対処法については以下の記事も参考にしてみてください)
反抗がひどくなる
イヤイヤ期がなく自分の思ったことやしたいことを表現せずに成長してきた子供は、思春期になってその気持ちが強く出て、ひどく反抗するようになる場合があります。思春期になり言葉で反抗する場合や、時には暴力をふるうような乱暴な行動に出ることもあるので、注意が必要です。
内にこもってしまう
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