業務スーパーで買ってはいけない商品がある？安全性は問題ある？買って失敗した商品も紹介

業務スーパーの商品は「安全ではない」「危険なので買ってはいけない」「ハズレが多い」という噂を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。買ってはいけないと言われるのは、大容量なのに安すぎることや、中国製の冷凍食品を扱っているため、過去に中国製の食品で問題となった残留農薬や偽装表示などを思い浮かべることが理由でしょう。

しかし、業務スーパーでは法令に基づいた品質管理がしっかり行われており、安心できる商品が棚にならんでいます。業務スーパーで現在売られている商品の品質はどれも信頼できますが、味や食べ方に気をつけなければならない商品もあります。

業務スーパーで買ってはいけない商品、危険な商品だと噂されているものを5つ紹介します。なぜ買ってはいけないと噂されているのか、その理由や実際の安全性を詳しく解説しましょう。業務スーパーで買い物をする際、「ハズレの商品を買ってしまった」と後悔しないよう参考にしてください。

業務スーパーで売られている鶏肉の中でもブラジルから輸入された「ブラジル産鶏もも正肉」は買ってはいけない商品、危険な商品とよく噂されます。

2017年にブラジルで起きた食肉不正問題が噂の理由でしょう。これは廃棄処分となるはずの鶏肉に発がん性物質を混ぜて販売していたという問題でした。その後「ブラジル産の鶏肉は安全性が低い」というイメージを払拭できず、買ってはいけない商品と噂されるようになってしまいました。

確かに安全性が心配になる問題ですが、不正が行われたのは一部の工場で、問題発覚後は対象の工場からの輸入がストップされました。また、ブラジル政府は、鶏に成長ホルモンが含まれた飼料を与えたり投与したりすることを禁止しています。そのため、ブラジル産鶏肉が薬物漬けということもありません。

ブラジル産鶏肉は飼料や土地、人件費が安いブラジルから直輸入することで、価格を低く抑えています。危険な商品ではなく安全性は確保されていますので安心してください。

冷凍野菜も買ってはいけない商品、危険な商品だと噂されています。中国から野菜を輸入しており、冷凍野菜の材料は中国産が多いからです。

買ってはいけないと噂されている理由は、2002年頃に起きた残留農薬問題が原因のひとつでしょう。これは中国から国内に輸入された中国産冷凍野菜のほうれん草から、基準値の6倍の農薬が検出された問題です。

現在、中国では厳しい農薬管理が行われ、ISO9001やHASSAPという品質管理の規格や衛生管理の手法も導入されています。こうした安全体制が整備されてきたことから、中国食品の安全性への信頼も高まってきています。

現在、業務スーパーで売られている冷凍野菜も日本の検査検疫に基づいて厳しく監視されていますから、決して危険ではありません。安全性が確保されていまので、コスパのいい商品として安心して購入してください。

（業務スーパーの冷凍野菜については以下の記事も参考にしてみてください）

業務スーパーのカレールウは1kgほどあり、値段もお手頃です。通常のスーパーに売られている200gほどのカレールウに比べて、安くて大容量とコスパは抜群なのですが、業務スーパーのカレールウも買ってはいけない商品だとよく噂に上がります。

水っぽくておいしくないという声が多さが、買ってはいけない商品だった、期待ハズレだったと噂される理由のようです。