意味・響き・字面の全てが『かっこいい四字熟語』80選！使うシーン別に紹介！

「あいえんきえん」。相手によって気が合うのも合わないのも不思議な縁によるのものという意味で使われる四字熟語。「合縁奇縁な出会いだったが、今ではわかり合い何でも話せる相手となった」といった使い方ができます。

「めいきょうしすい」は怒りや欲などといったよこしまな心の無い明るく澄んだ穏やかな心境という意味で使われます。「何のわだかまりもない心で明鏡止水のごとく生きる」という使い方がおすすめです。

「むげんほうよう」と読みます。夢、幻、泡、影、全てが儚く消えてしまう物ばかり。これを人生に例えたのが夢幻泡影です。「今日のこの喜びは明日には悲しみに変わるかもしれない、夢幻泡影なものである」と使われます。

「りんうそうせい」は苦しんでいる人々を救うために手を差し伸べることや、その慈悲深い心を指すとてもかっこいい四字熟語。「霖雨蒼生の政策は苦しむ人々を救う」まとまった雨（霖雨）のように、きっちりとした政策を期待します。

「ろおうそうらい」と読むこちらは「露往き霜来たる（つゆゆきしもきたる）」と訓読みします。秋から冬への季節の変わり目の早さを指しています。「露往霜来、紅葉を愛でていたのに、いつの間にか吐く息が白い」なんて使い方がとても綺麗です。

「こううんりゅうすい」は各国を修行して歩く禅僧の例えに使われる言葉で、雲や水の流れのように一つの事に執着しないで自然に任せ行動する事を意味します。「行雲流水のごとく、流れに身を任せれば万事うまくいく」と言えばしっくりきます。

「てんくうかいかつ」とは、度量が大きくて包容力に富んでいることをいいます。「天空海闊な人柄は周りの人を笑顔にする」そんな人が上司でいてくれたら日々の業務も有意義なものになります。