花の美しい生け方&長持ちのコツ7選!花瓶の選び方や飾り方の実例集も

贈り物で頂いた切り花を始めとする植物、せっかくですから長く咲かせていたいものです。そんな切り花の花瓶を使った美しい飾り方やコップ・ボウル・茶碗などを使った花の生け方も紹介します。また、花瓶に生ける花を長持ちさせるコツも紹介します。

Contents
目次
  1. 春夏秋冬の花を美しく花瓶に
  2. 下準備で花瓶の中でも美しく長持ち
  3. 花瓶の花を美しく長持ちさせるコツ7選
  4. 簡単にできる魅せるための花の生け方
  5. 【コップ】切り花の飾り方の実例
  6. 【ボウル】切り花の飾り方実例
  7. 【茶碗】切り花の飾り方の実例
  8. 【ガラス瓶】切り花の飾り方の実例
  9. 【その他】切り花の飾り方の実例
  10. 美しく生けた花で癒しを

春夏秋冬の花を美しく花瓶に

入学祝に贈られたチューリップ、母の日に贈られたカーネーション、誕生日に贈られた蘭の花。贈り物で頂いた春夏秋冬の植物の切り花達はどれも美しく、できるだけ長持ちさせて飾っておきたいですよね。誰かの想いが込められている贈り物の植物ならなおさら、美しい飾り方で長く愛でていたいものです。

ただ、贈られた花束のまま花瓶に生けたとしても、飾り方によっては贈られた時よりも華やかさが欠けてしまったり、萎れてしまったりして、長持ちどころの話じゃないなんて方も多いでしょう。植物ですので、春夏秋冬を通して愛でると言うのは無理難題ですが、贈り物のチューリップが、土に根を張ったチューリップと同じ位に長持ちしてくれたら嬉しいですよね。

(花については以下の記事も参考にしてみてください)

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花瓶に生けた切り花の寿命の目安

切り花の贈り物のチューリップが、地に植えられたチューリップと同じくらい長持ちしてくれたら嬉しいですが、やっぱりそれも難しいところがあります。と言うのも、切り花は根を張っていない分、根から栄養を取る事ができないため普通の植物よりも寿命が短いのです。では、どれくらいが花瓶に生けられた切り花の寿命なのでしょうか?

切り花の寿命は天候やそれを生けた場所、生ける植物によって変わってはきますが、春秋は約1週間から10日ほど、夏は1週間ほど、冬は2週間ほど、となります。あくまで目安ですので環境によって上下しますが、植物にとってよりよい環境であればあるほど長持ちしてくれますので、よりよい環境で花瓶に生けた切り花を長持ちさせましょう。

下準備で花瓶の中でも美しく長持ち

下準備と言うのは、切り花を長持ちさせるコツでも有ります。下準備をしっかりと行って生ければ、切り花でも長持ちしてくれます。飾り方や生け方で花を美しく見せるのも素敵ですが、蕾が花開く前に落ちてしまっては、植物の生の魅力が衰えてしまいます。やり方は簡単ですので、下準備をしっかりと施して、美しく花瓶に生けましょう。

使うハサミは清潔で切り味が良いものを

下準備の際に施される、切り花を簡単に長持ちさせる方法の「水揚げ」。その中でも特に簡単な「水切り」と言う方法は、水に入れた茎の先端の1センチから2センチほどを、水の中で斜めに切ると言う簡単な水揚げ方法です。その茎を切る際に、切り味が良いなるべく清潔なハサミが推奨されています。

切り味が良いハサミが推奨される理由としては、切り味が悪いハサミで水切りをすると茎が潰れてしまって、花瓶に生けられた花が、茎からの吸水を上手くできなくなってしまうからです。また、ハサミが清潔ですと切り口から雑菌が入る恐れが少なくなりますので、ハサミは清潔な方が良いでしょう。