出産手当金とは?申請時の添付書類は?申請期限はいつまで?

仕事をしているママだと出産でお休み中の収入が気になるところ。そこで産休取得中にもらえるお金「出産手当金」について紹介します。出産手当金ってどんな人がもらえる?申請はどうやるの?いつ、どのくらいもらえる?など申請から注意点までを詳しく説明していきます。

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Contents
目次
  1. 出産手当金っていつどのくらいもらえる?申請の方法や注意点について
  2. 出産手当金とは
  3. 出産手当金の仕組み
  4. 出産手当金を申請した後で支給日に振り込まれる金額は?
  5. 出産手当金の申請に必要な書類記入や添付書類と手続きについて
  6. 出産手当金は退職しても申請すれば受け取れる?退職日はいつにするのがいいの?
  7. 申請後出産手当金の支給日はいつになる?
  8. 出産手当金の申請期限
  9. 出産手当金受給期間の社会保険料や住民税の支払い
  10. 傷病手当は出産手当金と同時に受給できる?
  11. 期限内に忘れず申請して受け取りましょう

出産後に退職する場合、出産手当金はもらえるのでしょうか。退職せずに働き続ける方が金銭的余裕は生まれますが、子育てに専念したい場合やさまざまな事情で働き続けることが難しい場合でも出産手当金がもらえる場合があります。ただし、退職日によっては受け取れないこともあるので、よく計算して退職日を決めることが大切になってきます。

退職した人が出産手当金をもらえる条件とは? 退職日の出社はNG?

退職した人でも出産手当金を受け取れる条件は、退職日の前日まで継続して1年以上健康保険料を払っている(健康保険任意継続の場合は含まれない。ただしすでに出産手当金を受給している場合は継続して受給できる)。出産予定日の42日前に在職している。退職日に出勤していない(有給、無休に関わらず)。退職日の前日に出産手当金をすでに受けている、または受給できる条件を満たしていることです。

例えば退職日に出勤した場合、条件を満たさないので退職日の翌日以降の出産手当金は支払われないので注意が必要です。また退職日を産前42日目より前にした場合も受け取れません。

出産で退職してしまったから出産手当金はもらえないから仕方がないと諦める前に、受給資格があるかどうか確認して、受給でいるようでしたらしっかりと申請しましょう。少なくない金額がもらえるので会社に確認するなどして、受け取れる状態で退職すれば経済的余裕も生まれます。受給資格があった場合にも支給条件を確認し忘れて退職日に出勤してしまったり、退職日を産前42日前以前にしないように気をつけましょう。

退職した人が出産手当金を申請するには

勤務先から退職日までの間に「健康保険出産手当金支給申請書」をもらえなかった場合、社会保険事務所でも受け取りが可能です。勤務先に申請書を提出する時には、会社に持参か、行かずに郵送でも可能か、退職日までに確認しておいた方がいいでしょう。社会保険事務所への申請書の提出は、勤務先が行ってくれるかどうかも退職日までに確認しておきましょう。

申請後出産手当金の支給日はいつになる?

申請してもすぐには受け取れない出産手当金。産休中に給料が支払われないママとしては支払日がいつになるのか気なるところ。申請してからどのくらいで支払われるのでしょうか。

出産手当金の支給日は申請してから2週間〜2ヶ月後

産後56日後に申請書を提出してから2週間から2ヶ月で振り込まれます。産後から数えると約3ヶ月から4ヶ月後に受け取れると考えて、余裕をもって生活費などのお金を多めに用意しておいた方がよいでしょう。例えば出産手当金を産休中の生活資金にしようと思われている方は、産前分と産後分に分けて申請すればもう少し早く受け取れるので会社に相談してみては。

産休中に給料が入ってこないのはつらいところ。出産前後の資金計画は余裕をもって行いましょう。

出産手当金支給決定通知書

出産手当金が振り込まれた時には「出産手当金支給決定通知書」が保険組合から届きます。もし「出産手当金支給決定通知書」が届かない場合には会社に届いている場合もあるので、会社の担当者へ確認してみましょう。

出産手当金の申請期限