出産手当金とは?申請時の添付書類は?申請期限はいつまで?

仕事をしているママだと出産でお休み中の収入が気になるところ。そこで産休取得中にもらえるお金「出産手当金」について紹介します。出産手当金ってどんな人がもらえる?申請はどうやるの?いつ、どのくらいもらえる?など申請から注意点までを詳しく説明していきます。

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Contents
目次
  1. 出産手当金っていつどのくらいもらえる?申請の方法や注意点について
  2. 出産手当金とは
  3. 出産手当金の仕組み
  4. 出産手当金を申請した後で支給日に振り込まれる金額は?
  5. 出産手当金の申請に必要な書類記入や添付書類と手続きについて
  6. 出産手当金は退職しても申請すれば受け取れる?退職日はいつにするのがいいの?
  7. 申請後出産手当金の支給日はいつになる?
  8. 出産手当金の申請期限
  9. 出産手当金受給期間の社会保険料や住民税の支払い
  10. 傷病手当は出産手当金と同時に受給できる?
  11. 期限内に忘れず申請して受け取りましょう

申請するつもりだったけどうっかり忘れていた! 期限が過ぎたと思って諦めていた!そんな人は一度、いつからもらえるはずだったか確認してみては? 申請期限内であればまだ間に合います。 期限を過ぎてしまった人も金額は減ってしまいますがもらえる可能性が。

申請を忘れていた時に請求できる期限は2年

出産手当金の申請期限は2年です。産休開始の翌日から2年以内だった場合、まだ期限内なので、申請すれば支給日に出産手当金を受け取れます。もし2年以内の期限を過ぎても、申請すれば支給日に出産手当金を受け取ることはできます。ただ、産休開始日がら2年を1日過ぎるごとに受け取れる金額が1日分減ってしまいます。

例えば予定日ぴったりに生まれて98日分請求できる場合、産休取得日から2年以内の期限内ですと出産手当金は全額受け取れます。2年98日までの間は、2年の期限を1日過ぎるごとに1日分ずつ受取額が減っていきます。2年98日を過ぎてしまった場合は申請期限を過ぎているので請求できません。まだ間に合うかも? という方はぜひ申請して出産手当金を受け取ってください。

(出産手当金については以下の記事も参考にしてみてください)

出産手当金は退職後にもらえる?手続き・計算・申請条件まとめ | AKANBO[あかんぼ]

出産手当金受給期間の社会保険料や住民税の支払い

働いている間は給料から自動的に引かれている人が多い社会保険料と住民税。それって給料が支払われない産休中はどうするの?手続きは必要か、支払いはいつやるのかなどを説明します。

出産手当金受給期間の社会保険料の支払いは免除に

2014年4月から、産休中と育休中の社会保険料は免除されるようになりました。社会保険料は、健康保険、厚生年金、介護保険、雇用保険などの給料から天引きされる保険料です。免除というのは保険料の支払いはしなくてもよいが、保障は継続されている状態です。支払いが免除されている期間でも例えば厚生年金は保険料と納めた期間として計算されます。

出産手当金受給期間の住民税は免除されない

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住民税は社会保険料と違って支払いが免除にはならす、支払わなければなりません。住民税は前年度の収入から計算されて翌年の6月から1年間支払うものなので、今収入がない場合でも昨年の収入に応じた住民税を支払う必要があります。支払う方法には以下があります。

●産休前の給料からあらかじめ引いてもらう
●育休明けの給料から引いてもらう
●自分自身で納付書で支払う

また、住民税には減免制度があり下記の場合に免除される場合があるので、該当する方は近くの税務署に問い合わせてみては。

●生活保護、失業保険を受給している。
●所得が前年と比べて半分以下になった
●学生、生徒の場合
●災害で大きな損害を受けた

傷病手当は出産手当金と同時に受給できる?

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