インテリア・家具
線形の美『ヒンメリ』が大ブーム*国内外おしゃれ作品&飾り付け実例集
いまブームとなりつつある線形の飾り「ヒンメリ」。フィンランドで伝統的な飾りとして愛される「ヒンメリ」をうまく使った飾りつけやコーディネイトを紹介していきます。北欧のあたたかみのあるデザインをぜひお部屋に取り入れてみてください。
Contents
目次
フィンランドの伝統工芸品「ヒンメリ」
ヒンメリとは?
ヒンメリとは、フィンランドの伝統的な工芸品。藁(わら)に糸を通して、多面体に構成されており、吊るして飾るとゆらゆらと揺れる幾何学模様が神秘的な雰囲気を演出します。
素材や形によってバリエーションは自由自在
ヒンメリの形は12本のストローを使った八面体や星形などさまざまな形を作ることが出来ます。クリスマスの装飾としてリースとして飾るのにもぴったりです。
アレンジによって、印象もガラッと変わります。藁(わら)を使ったものは温かみがありナチュラルな印象。プラスチック素材の黒いストローを使うとシックな印象に早変わりします。素材の使い分けでも楽しめるのでインテリアとして活躍するおしゃれアイテムです。
インテリアについては以下の記事も参考にしてみてください。
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ヒンメリの歴史
ヒンメリの起源は12世紀のフィンランドから始まりました。当時、スウェーデン領の影響を受け、古代からヨーロッパで続く冬至祭「Yule(ユール)」のために麦わら装飾「ヒンメリ」が生まれ、田園地方へ広まっていきました。
自然を崇拝し、精霊信仰に基づいた生活を送ってきたフィンランドの人々は、太陽神の生誕を祝い、翌年の豊穣を祈願する冬至祭「ヨウル(Joulu)」の装飾品として精霊の宿る麦わらを使った装飾品を作りました。
ヒンメリは日々の無事な幸せを願うべく一年を通して飾られるようになっていきました。その後、フィンランドでもクリスマスの文化が広まり、「ヨウル」の名を残したまま、クリスマスの意味合いを深めていき、装飾の一つとしても使われるようになりました。
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