【内祝い】のしの書き方と注意点を徹底解説!イベント別にマナーを紹介!

結婚や出産等のお祝いを頂いたときにはお礼の気持ちのお返しとして内祝いを贈ります。でも内祝いって何でしょうか?のしはどんなものをつけたらいいのでしょうか?それでは出産・結婚式・入学祝いなどイベント別にのしの書き方や渡し方などのマナーを紹介していきます。

Contents
目次
  1. 内祝いって?
  2. のしって何?
  3. のし紙やのし袋の種類
  4. 内祝いマナー*結婚式編
  5. 内祝いマナー*出産編
  6. 出産までのお祝い事の内祝い
  7. 【出産】の内祝いとのし
  8. 【お誕生日まで】の内祝いとのし
  9. 【お誕生日】の内祝いとのし
  10. 【七五三】の内祝いとのし
  11. 内祝いマナー*入学式編
  12. 内祝いの【テンプレート】
  13. マナーを守って内祝いを贈りましょう

内祝いって?

内祝いとは結婚や出産等のお祝いごとがあった際に頂くご祝儀のお返しのことをいいます。昔は内祝いというと自分の家であったお祝い事自体をいいました。自分の家のお祝い事を周りの親戚や近所のお世話になった方々にお裾分けするという意味で記念の品を配ったものを内祝いといいました。

今は親戚だけでなくや上司や友人など幅広いお付き合いがありますので、かえってお祝いを催促することになりかねないという事になります。そこでお祝いを頂いた方への感謝の印としてのお返しのことを内祝いというようになりました。

のしって何?

のしとはのし紙やのし袋の水引より右上についていたり印刷されたりしているものをいいます。現代では簡略化されて小さくなっていますが本来はのしあわびを包んだものをつけていました。なぜあわびかといいますと、伊勢神宮のご神示にあわびが使われたことから縁起の良いものとされたと一説には言われています。

このあわびを薄くのばしてのしあわびとした事から「寿命を延ばす」と繁栄を祈る意味でお祝いごとに使われるようになりました。現代ののしにはこの名残としてデザイン化されたものが使われています。真ん中の黄色い薄い紙がのしあわびの代わりとなっています。縁起物として使われることから弔事や不祝儀には使われません。

のし紙やのし袋の種類

のし紙やのし袋にはご祝儀用のものと不祝儀用のものの2種類があります。マナー違反にならないように気をつけましょう。不祝儀はお葬式や法事などに使われる黒白の水引がかかったものでお祝い用には使われません。ご祝儀用のものは紅白の水引や金銀の水引が使われていたり鶴亀の水引や花の飾りが使われていて華やかなものになります。

内祝いマナー*結婚式編

色々な方々に祝福して頂く結婚。親戚や上司の方、友人など様々な方からご祝儀を頂きます。ここでは結婚の際の内祝いののしの使い方や贈り方のマナーをご紹介したいと思います。

結婚の場合ののし紙は

結婚で頂くお祝いののし紙やのし袋には紅白または金銀の水引を使います。一般のお祝いと違うのは水引のしばり方が「結び切り」もしくは「あわじ結び」という形を使うことです。これは一方の端を引いてもほどけない結び方で「固く結ばれる」という意味になります。また繰り返さないという意味から結婚のお祝いごとに使われます。