【内祝い】のしの書き方と注意点を徹底解説！イベント別にマナーを紹介！

犬が安産である事から戌の日に帯祝いをします。帯祝いに頂くものに「岩田帯」があります。お腹に巻く長いさらしです。上の写真のように犬の絵と寿の文字が入っているものもあります。神社で安産を祈願して贈られます。表書きには「御帯祝い」と書かれています。

地方によって異なりますが基本的に帯祝いの場合のお返しは必要ありません。内輪のお祝いだからです。お祝いの席を用意してお食事をして頂く場合もあります。またこの席に来られずお祝いを頂いた親戚へはお菓子などにのし紙をつけて贈ります。この際ののしは「内祝」と書いて紅白の蝶結びの水引のものを使います。贈り主は妊婦の名前を書きます。

赤ちゃんが生まれると親戚や上司等身近な方からお祝いやお見舞いなどたくさんいただくと思います。その際にお礼として内祝いをお返しします。

赤ちゃんが生まれたらまず近しい人達に出産の報告をします。それぞれの両親や親戚また会社を休んでいる場合には上司に報告します。昔は産見舞いといってお見舞いを持ってきてくださる方もいました。もしお見舞いを頂いてもお返しはゆっくりで構いません。今は病院での出産が多いですので出産のお祝いと一緒のお返しでもかまいません。

赤ちゃんが生まれて一週間すると「お七夜」のお祝いになります。この時期は母子ともに病院から退院してきますので赤ちゃんの命名式としてお七夜のお祝いをします。赤ちゃんの祖父母や近しい親戚等をお呼びして祝宴を開きます。

お七夜を過ぎるとお祝いの方が来られたりお祝いが送られてきたりします。お祝いを頂いたらひとまずお礼状を送り落ち着いてからお返しをします。のし紙の表書きには「内祝」と書き紅白の水引で蝶結びのものをかけます。また贈り主は赤ちゃんの名前を記します。最近はむずかしい呼び方の名前が増えてきましたのでふりがなを入れておくと良いでしょう。

仲良し同士でもお祝いは何を贈れば良いか悩むものです。今はお金ではなくベビー服や赤ちゃん用品などでお祝いをくださる方もいらっしゃいます。お返しもどんなものが良いか悩みます。結婚式の引き出物と同じくカタログギフトでという方も増えていらっしゃいます。

お祝いを頂いた相手の方のことを考えて喜んでいただけるものを贈りたいです。有名店のお菓子なども良いですが赤ちゃんが生まれた事の記念になるものを贈るのが良いかもしれません。