インテリアの意味は？モダン・エクステリアなどの意味と違いを実例画像付きで紹介！

テレビや雑誌、会社のコマーシャルやホームセンターのチラシなど、「エクステリア」の言葉が氾濫しています。なんとなく「家にまつわる言葉かな？」と感じていると思います。洋風の生活スタイルが増えてきていますので、それにあった庭づくりなども興味がある方が多くなったと感じます。では「エクステリア」はどんな意味でしょう？

庭については以下の記事も参考にしてみてください。

南欧風の家は、外壁とデザインの違和感のないステップや塀などが素敵です。「エクステリア」は英語で「外部、外面、外観」を意味します。日本では「エクステリア」は、門柱や堺の塀などの外構を指す建築用語でした。時代が進み、道路との境も作らず、低い樹木を配した庭も好まれます。「くつろぎ」「楽しみ」「癒し」を求めるのがエクステリアかも知れません。

西洋風のエクステリアデザインも多くなり、エクステリア専門会社も増えて多様なニーズにこたえています。物置やカーポートなどの設備や外部空間で使われる資材の総称が「エクステリア用品」の意味です。

英語で「exit」は出口を意味します。玄関を出たところ、一歩外に踏み出したところからが「エクステリア」空間だと覚えましょう。狭い空間でも知恵をしぼって、写真のようにポストの黒をきかせています。ちょっとしたグリーンを配置して、色にもこだわりがあります。洗練されたエクステリアの家ですね。

「モダンなインテリア」という言葉は「現代風でおしゃれな装飾（家具）だ」という意味です。もともと「モダニズム」とは近代主義と呼ばれ、建築においては「過去の装飾を否定する合理的で機能的なもの」という意味とされています。時代を重ねるごとに洗練されてきたのですね。

東京の国立西洋美術館は世界文化遺産に登録されました。ル・コルビュジエの設計ですが、彼に教えを受けた前川國男の代表作が東京文化会館です。画像は2枚とも、東京文化会館大ホールです。壁には雲の形を意味した木製の音響拡散体があります。舞台から見た客席も圧巻の美しさです。エントランスホールを始め、興味のある方はぜひ見ていただきたいです。

画像は広島平和記念資料館の一部です。前述の前川國男の弟子である丹下健三の傑作です。モダニズムの極致と言われています。この巨大なピロティ（1階の柱のみの外構空間）は建造物を支えるだけでなく、ゲートとしての象徴性の意味を持っています。