プロに聞く正しい畳の掃除の仕方！日常お手入れ〜しつこい汚れまで！便利グッズも！

簡単に畳汚れを取れる掃除法をご紹介します。重曹やクエン酸、掃除機、ブラシなどのアイテムを上手に使用し畳を傷めずきれいに掃除しましょう。

和室で食事をした際食べ物の油で畳が汚れた経験のある方がいるのではないでしょうか。夏場は裸足で畳の上を歩くことで皮脂汚れが付着します。このような油汚れを落とす際は、弱アルカリ性の洗剤を使うのがおすすめです。

まず畳を乾拭きして汚れを取ります。その後家具用の弱アルカリ性洗剤を1%程度に薄め雑巾に付け、畳の目に沿って拭きましょう。このように畳を掃除すると簡単に油汚れがとれますよ。

和室で食事会などを行いジュースや酒、醤油などをこぼしてしまう場合がありますよね。そのような場合はすぐにタオルなどでこぼしたものを吸い取りましょう。その後、汚れた部分に塩をふりかけます。塩に湿り気が出てきたら不要な歯ブラシで畳の目に沿って磨きます。

そして汚れた部分を掃除機で掃除し、水拭きと乾拭きをして終了になります。もし、大量の液体をこぼしてしまい畳が大幅にぬれた場合は畳を上げてしっかり乾かして下さいね。

畳がガムで汚れた場合はタオルにエタノールやベンジンなどの有機溶媒を付けて拭きます。有機溶媒を使用すればガムが簡単に溶けますよ。

子供が油性マジックで畳に落書きしてしまったという経験のある方がいるのではないでしょうか。油性マジックで畳が汚れたらベンジンやマニキュアの除光液をガーゼなどに付け畳をこすりましょう。しかし、除光液を使用すると畳が傷む場合もあるので、目立たないところで試してから使用するようにしてくださいね。ベンジンの方が畳を傷めにくいのでおすすめです。

タバコの灰を落としてしまうと畳の目に詰まって取れにくくなりますよね。詰まった灰を簡単に取る方法をご紹介します。まず、塩をふりかけ上から軽く叩きます。このような作業をすると塩に灰がくっついて畳の目から出てくるのです。それを掃除機で掃除しましょう。タバコの灰だけでなく白い粉などをこぼした際も簡単に掃除できる方法ですよ。