育児休業給付金の支給日は?遅い場合はどこに問い合わせすればいい?

育児には何かとお金がかかるもの。育児休業期間は育児休業給付金を受け取ることができるので、経済的には助かりますね。ただ、給付金申請から支給日までは意外と時間がかかります。給付金の支給日や、遅い場合の問い合わせ先を知っておくと安心です。

( 2ページ目 )
Contents
目次
  1. 育児休業給付金の基本を知ろう
  2. 育児休業給付金は誰が受け取ることができるの?
  3. 支給額はどうやって計算するの?
  4. 給付金申請の必要書類
  5. 育児休業給付金の支給日
  6. 給付金が振り込まれない!?
  7. 育児休業給付金の支給日についての問い合わせ先
  8. 支給日の目安を知って安心して育児に専念しましょう

「パパ・ママ育休プラス制度」

パパ・ママ育休プラス制度の要件(全ての要件を満たす必要があります)
(1)育児休業開始日が、1歳に達する日の翌日以前である場合。
(2)育児休業開始日が、配偶者が取得している育児休業期間の初日以後である場合。
(3)配偶者が子供の1歳に達する日以前に育児休業を取得していること。

「パパ・ママ育休プラス制度」は、母親と父親がそれぞれ給付を受けるときの制度です。母親は産後休業と合わせて1年、父親は1年まで育児休業を取得することができます。育児休業給付金は1年2か月まで受けることができます。給付金は同時に受け取ったり、交代で受け取ったり、2回に分けたりすることができます。下記のサイトに具体的な例が載っていますので参考にしてみてください。

パパママ育休プラスとは?期間・延長条件・給付金・制度の具体例

支給額はどうやって計算するの?

気になる支給額の出し方は以下の計算式を使います。
●休業開始時賃金日額×支給日数×67%(6か月以降は50%)
賃金日額とは、原則育児休業開始前6か月の賃金を180で除した額です。ちなみに、賃金は交通費や各種手当がついた総支給額です。

月給には上限が決められており、447,300円までになります。支給額は67%の期間で299,691円、50%の期間で223,650円までとなります。)

働くママを応援する法律講座【第9回】育児休業給付金の支給期間と支給額

給付金申請の必要書類

育児休業給付金の申請にはどんな書類が必要なのでしょうか。申請に必要な書類をリストアップしました。提出先は職場もしくはハローワークとなりますが、自分の状況にあわせて提出先も確認しましょう。

給付金申請の流れと必要な書類

申請は基本的には事業主、やむをえない場合には本人がおこなうとされています。職場に問い合わせれば、必要書類を郵送してくれます。必要に応じて本人が記載、捺印した書類を事業主に送り返し、うけとった事業主がハローワークに提出することになります。申請に必要な書類はハローワークのホームページでくわしく案内されています。

■提出書類
「育児休業給付金支給申請書」(公共職業安定所(ハローワーク)から交付されます。「育児休業給付受給資格確認票・(初回)育児休業給付金支給申請書」は、受給資格確認と同時に支給申請を行う場合のみに使用してください。)
■添付書類
賃金台帳や出勤簿など、支給申請書の記載内容を確認できる書類

産後休業に入る前に書類を準備する場合もあるようです。いつまでに書類を準備すればよいか、職場の担当者と早めに連絡を取り、確認するようにしましょう。

育児休業給付金支給申請手続き