着床痛とは?時期や期間は?症状はいつまで続く?ママ達の体験談も!
【医師監修】「着床痛」は、受精卵が子宮に着床する時期に下腹部などに感じられるの痛みのことです。検査薬が使用できない早い時期に現れる妊娠の兆候なので、妊娠を希望する人にとっては気になる話題です。着床痛とはどのような痛みなのか、時期や期間などについて詳しく解説します。
先輩ママ
30代
生理予定の5日前から前日くらいまで、子宮の辺りがきりきりと痛みました。そろそろ生理が来そうだなという感覚とよく似ていました。
先輩ママ
30代
子宮を引っ張られたような鋭い痛みというか、何かを突き刺されたような痛みみたいなものが、高温期7日目にありました。痛みがあったのはその日だけでした。生理の初日くらいの出血もありました。
(着床の時期の過ごし方については以下の記事も参考にしてください)
着床痛がなかった人の体験談

着床痛がなかった人も多いようです。痛みを感じなかった人もいれば、お腹の痛みがあったかもしれないけれど着床痛とは思わなかった人もいます。
先輩ママ
40代
着床痛は感じず、着床出血もありませんでしたが、赤ちゃんは順調に育っていましたよ。
先輩ママ
30代
お腹が痛くなった覚えはありません。もしあったとしても、下痢かな?とか生理が近いかな?と気にしていなかったと思います。
妊活経験者
30代
妊娠を望んでおり、排卵検査薬を使っていたので着床の時期もほぼ正確に把握していましたが、特に痛みは感じませんでした。二度の妊娠・出産経験で、二度とも着床痛は感じませんでした。
着床痛と勘違いしやすい症状3つ

着床痛は妊娠の兆候といわれていますが、妊娠していなくても起こる下腹部痛や腰痛はあります。下痢の痛みと子宮の痛みが判別しにくいときもあるかもしれません。無理な体勢を取ったり、スポーツをしたことが原因の腰痛かもしれません。
下腹部痛と共に不正出血があるならば、婦人科系の病気を疑ったほうがいいかもしれません。特に異常がない症状の中で、着床痛と見分けがつきにくいのは、同じように子宮あたりが痛む排卵痛、生理痛、PMSの3つです。
1.排卵痛

排卵痛は、排卵日の前後に生じる痛みです。痛みが生じるのは、下腹部や腰で、お腹の張りとして認識する場合もあります。原因としては、卵胞が成熟してきて腫れたような状態になっていることや、卵子が飛び出した時に感じる痛みがあると考えられています。症状は痛みのみならず、眠気や頭痛、胸の張りなどがあり、人によって感じる症状は異なります。
排卵痛と着床痛の見分け方
排卵痛と着床痛は、どんな痛みかと聞くとチクチクした痛み、ずっしりした痛みなどの回答が得られることから、痛み方が似ているといえます。排卵痛と着床痛の違いは、時期です。排卵痛がいつからいつまでかははっきりしていて、排卵の前と当日、後の2~3日あたりに起こるもので、着床痛があると考えられる時期よりも約1週間早いのです。
また、着床痛は頭痛など他の症状を併発するケースは少ないようです。
カズヤ先生
産婦人科医
ここで注意が必要なのは、ちょっとしたストレスによる自律神経のバランスの乱れで月経周期が不順になるように 排卵のタイミングもずれることは多いということです。 この場合、時期で着床痛か排卵痛かを判断するのは非常に困難です。
(排卵痛については以下の記事も参考にしてみてください)
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