着床痛とは?時期や期間は?症状はいつまで続く?ママ達の体験談も!

【医師監修】「着床痛」は、受精卵が子宮に着床する時期に下腹部などに感じられるの痛みのことです。検査薬が使用できない早い時期に現れる妊娠の兆候なので、妊娠を希望する人にとっては気になる話題です。着床痛とはどのような痛みなのか、時期や期間などについて詳しく解説します。

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専門家監修
カズヤ先生
現在11年目の産婦人科医です。国立大学医学部卒業。現在は関西の総合病院の産婦人科にて勤務しています。本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています・・・
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Contents
目次
  1. 着床痛とは?
  2. 着床痛の時期は?
  3. 着床痛の期間は?
  4. 着床痛の症状とは?どんな痛み
  5. 症状はいつまで続く?長い場合は妊娠初期症状かも?
  6. 着床痛あった?なかった?ママ達の体験談
  7. 着床痛と勘違いしやすい症状3つ
  8. 着床痛は不確かなものと考えて

実際に着床痛を感じた人のなかでは生理予定日の周辺、1週間前から当日あたりに感じるケースが多いようです。ただし、排卵日が予想と大きくずれていれば、着床痛もこの時期には当てはまらなくなります。

着床痛の期間は?

着床痛がある場合、一体それはどれくらいの期間続くものなのでしょうか。気になりますよね。

期間は人によってさまざまですが、長い期間にわたることはなく、1~3日程度の短い期間で終わるケースがほとんどのようです。

着床痛の症状とは?どんな痛み

着床痛の主な症状としては、子宮の周辺に痛みがあるといわれています。

おへそから恥骨の間の下腹部痛として感じる場合が多いですが、腰痛として認識する人もいます。どんな痛みかを体験談で探ると、動けなくなるほどの強い痛みが続くというよりは「チクチクとした痛み」や「鈍い痛み」、「刺すような痛み」のような表現が多く見受けられます。どんな痛みを感じるかは人によって違うようです。

着床出血があることも

着床の際に、子宮内膜が傷つけられて出血が起こることがあるとされており、これを着床出血と呼んでいます。ただし、これもまた医学的な言葉ではありませんし個人差があります。着床痛と同様に生理予定日の1週間前から数日前あたりに確認されることが多く、1日で終わるような短期間のケースがほとんどのようです。中には3~5日間も続いて、生理だと勘違いすることも。

なぜなら、色は生理の経血に比べれば薄いものの、ピンクや茶色のオリモノのようなもので、時期も期間も似ているので見分けがつきにくいからです。量は少なくて下着にオリモノに混ざって付くか付かないかの量だったというケースが多いようです。

カズヤ先生

産婦人科医

ここが注意が必要なポイントで、すでに前回の月経周期の排卵で妊娠が成立しており、 初期の切迫流産兆候と症状がかぶりますので、着床出血と考えていたら切迫の症状である可能性もあり その場合は産婦人科医を受診する必要があります。

(着床出血については以下の記事も参考にしてください)

着床出血の量や色は?生理とは見分けられる?ママたちの声も多数紹介!

着床しても着床痛がない人も多い

着床痛は、誰にでもあるものではありません。どんな痛みなのかが人によって違うだけでなく、下腹部痛も腰痛も感じなかったという人も多くいます。着床出血も同様で、妊娠したら必ず起こるものではありません。生理前の1週間の期間に着床痛や着床出血がなかったからといって、妊娠していないと判断することはできません。

(着床症状の体験談については以下の記事も参考にしてみてください)

着床出血がない時の妊娠可能性は?あった人・なかった人の体験談多数!
着床出血の確率ってこんなに低いの!?実際にあった人の体験談も!

症状はいつまで続く?長い場合は妊娠初期症状かも?