着床痛とは?時期や期間は?症状はいつまで続く?ママ達の体験談も!
【医師監修】「着床痛」は、受精卵が子宮に着床する時期に下腹部などに感じられるの痛みのことです。検査薬が使用できない早い時期に現れる妊娠の兆候なので、妊娠を希望する人にとっては気になる話題です。着床痛とはどのような痛みなのか、時期や期間などについて詳しく解説します。

着床痛の症状である下腹部痛や腰痛、あるいは出血はいつまでも続かず、数日という短い期間で終わるケースが多いようです。それ以上いつまでも続いているとなると、別の理由が考えられます。一つは病気の可能性です。消化器系の病気、子宮や卵巣に病気があり、痛みを感じることもあります。
もう一つは、妊娠初期症状が始まっている場合です。妊娠週数4~15週を妊娠初期と呼び、妊娠に伴うさまざまな変化が身体に合われます。妊娠4週とは、妊娠していなければ来るはずだった生理予定日から始まる1週間のことです。人によっては妊娠3週にも、妊娠初期症状と同じような症状が見られる場合があるとされており、妊娠超初期症状と呼ばれています。
妊娠初期症状とは
妊娠初期症状は、妊娠したことによって体内でホルモンの分泌状況が大きく変わることから、体調にろいろな影響が出るために生じます。これは、赤ちゃんをお腹の中で育てたり、出産に備えるために必要な準備です。具体的には以下のようなものがあります。
●つわり(吐き気や胸の張り)
●便秘や頻尿など排泄の変化
●においや味覚の感じ方の変化
●すぐ泣いてしまう、イライラするなど情緒不安定になる
●体のだるさ
●眠気 など

妊娠初期症状の感じ方は個人差があり、いつまでにどのような症状やどんな痛みが現れるかやいつまで続くかなどが決まっているものではありません。つわりなどの初期症状を感じない人もいれば、複数の症状が出て横になっていないとつらいという人もいます。
痛みがある妊娠初期症状もある

痛みを伴う妊娠初期症状としては、下痢や胃痛、腰痛、頭痛などが挙げられます。お腹周辺の痛みとして下痢・胃痛・腰痛があり、着床痛と似た症状になるかもしれません。いつまでも続く痛みがあったり、痛みが激しくつらい場合は自己判断で薬を飲んだりせず、専門医に相談してください。
カズヤ先生
産婦人科医
妊娠初期の下腹部痛には着床痛以外にも、切迫流産、胃腸炎、 あるいは正常妊娠確認がなされていなければ最悪の場合、子宮外妊娠などの可能性もあります。 自己判断はせずに、必ず産婦人科専門医を受診しましょう。
(妊娠超初期症状や妊娠初期症状については以下の記事も参考にしてください)
着床痛あった?なかった?ママ達の体験談

着床痛があったのか、どんな痛みがいつの時期にいつまであったのか、体験談を集めました。着床痛がなかった体験談も、たくさんありました。着床痛がないからといって妊娠の可能性が低いと考えたり、いつまでに痛みが来ればいいのかなどと焦る必要はないでしょう。
着床痛があった人の体験談

着床痛があったのは妊活中の人が多いようです。何か兆候はないかと意識しているからこそ自覚できるのが着床痛ということができるかもしれません。時期は生理予定日の7日前あたりの体験談がよく見られ、いつまで続いたか、どんな痛みかの感じ方は人それぞれのようです。
妊活経験者
30代
排卵日にタイミングをとって、その7日後くらいに下腹部に、排卵の時の痛みとよく似た刺すような痛みを感じました。
妊活中
20代
排卵日から6日後くらいに、子宮の中心に痛みを感じました。ひっつれたような感じでかなり痛かったです。その痛みは1度だけですぐに治まりましたが、ずっとなんとなく生理痛にように下腹部が重いような気がしていました。
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