ヘアカラーの種類・特徴を美容師が解説！似合う色の探し方やトレンドも！

ブリーチのメリットは髪の毛をしっかりと脱色することによって、その後のヘアカラーやヘアマニキュアの発色が非常に良くなるという点があります。デメリットとしては、髪の毛へのダメージが大きいのでこまめなヘアケアが必要になるということが挙げられます。また、立て続けにパーマなどをかけると髪がひどく傷むため、ヘアスタイルをすぐに変えづらくなります。

ヘアカラースプレーも、手軽に髪の毛を染められることで人気の高い商品です。スプレータイプは実習などで1日だけ黒染めをしたい場合や、イベントの日だけ個性的な髪色のヘアスタイルを楽しみたい場合にぴったりのヘアカラーになります。正しい使い方ができるよう、ヘアカラースプレーの染まり方や特徴についても把握しておきましょう。

（スプレーを使った黒染めについては以下の記事も参考にしてみてください）

ヘアカラースプレーでは、カラー剤を髪の毛の表面に付着させて髪色を変えます。「染める」というよりは「色を付ける」というイメージになりますね。そのため、シャンプーで簡単に色を落とすことができますよ。また、元の髪色に関係なく鮮やかなカラーを発色させられるのも大きな特徴です。

ヘアカラースプレーのメリットには、髪の毛へのダメージが比較的少ないことや簡単に元の髪色に戻せることなどがあります。デメリットとしては、まず色落ちのしやすさが挙げられます。汗や接触などで色落ち・色移りしてしまうこともあるので、カラー剤が付いても問題のない服を着ましょう。また、スプレーをかけた髪の毛が固まりやすいのも難点です。

先ほどご紹介したヘアカラースプレーと近い感覚で使用できるのが、こちらのヘアマスカラになります。ヘアカラースプレーに比べて細かい範囲に色を入れられるので、1日だけメッシュを入れてみたいという方におすすめですよ。基本的な特徴はヘアカラースプレーと似ていますが、ぜひ目を通しておいてくださいね。

ヘアマスカラも、髪の毛の表面のみに色を付けるタイプのヘアカラーになります。鮮やかなカラーを細かい範囲でも発色させることができ、ヘアスタイルを完成させた後に仕上げで色付けをする形で使用します。ヘアカラースプレーと同様に、ヘアマスカラもシャンプーで簡単に洗い流すことができますよ。