妊婦なら蕎麦はNG…はウソ!むしろオススメする理由5つ&注意点!

【医師監修】妊娠中、そばを食べるのを避ける妊婦さんも多いようですが、妊娠中のそばの摂取と、胎児への影響が証明された事例はありません。それどころか、そばは栄養価が高く、便秘解消など妊婦さんにとってはうれしい効果がたくさんある、とっても優秀な食品です。

( 4ページ目 )
Commentator
|
専門家監修
リエ先生
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。
> プロフィール詳細
Contents
目次
  1. 妊娠中の妊婦や授乳中にそばを食べるのはNGはウソ?
  2. 胎児に影響はないので気にせずそばを食べられる!
  3. 妊婦さんがそばを食事に取り入れたい5つのメリット!
  4. 毎日の食事に蕎麦茶のススメ
  5. その他の麺類について
  6. 妊娠中の妊婦さんがそばを食べる際の注意点
  7. 妊娠中はバランスよく上手にそばを取り入れましょう

リエ先生

産婦人科医

麺類はつわり中の人には比較的食べやすいといわれています。しかし、蕎麦のつけ汁は塩分が多いため、注意が必要です。

そば粉の割合に注意しよう

一口にそばといっても、製麺の際に使われている材料はそれぞれ違います。例えば、10割そばは100%そば粉が使われています。それ以外のそばには、つなぎに小麦粉や塩分が含まれています。

小麦粉がそば粉より多く使用されているそばもあるため、乾麺を買うときには、品質表示を見るなど注意が必要です。外食の際はできるだけ、10割そばや二八そばを注文しましょう。

妊娠中はバランスよく上手にそばを取り入れましょう

そばは「太りすぎたので、ダイエットを効果的に進めたい」「貧血で疲れやすいのでなんとかしたい」など、妊婦さんの願いを叶えてくれる食べ物です。妊娠中、授乳中に食べてもいいので積極的に食事に取り入れていきたいですね。

しかし、どんなに栄養価が高く優れた食品でも、それだけ食べ過ぎるのはよくありません。そばを食べてもいいからといって、そばだけの食事にならないようしたいですね。妊婦さんは特に栄養のバランスに気を付けましょう。バランスのよい食事が健やかなマタニティライフにつながります。