富山の方言＆かわいい富山弁一覧！地元民の【動画】も！語尾が特徴的？

「あの人、またくどいてる」と聞くと、プレイボーイな男性が女性を口説いている場面を想像しますよね。でも、富山弁の「くどく」は「愚痴を言う」という意味を持つ言葉です。

使い方：「あの人、またくどいてる」（あの人、また愚痴ってる）

「はんごろし」と聞くと物騒なイメージを持つかもしれません。でも、安心してください。「はんごろし」とは「おはぎ」のことです。富山県以外でもこの言葉を使っている地域はあるので、知ってる方も多い言葉かもしれません。

使い方：「はんごろし作ろう」（おはぎを作ろう）

富山弁では「ありがとう」を「きのどくな」と言います。標準語では「気の毒」という言葉には、相手を慰めるときに使う言葉です。富山県の方言の「きのどくな」には「ありがとう」という感謝の気持ちに加え相手を思いやる気持ちが含まれているのかもしれません。ぜひ「ありがとう」の代わりに「きのどく」を使ってみてください。

使い方：「きのどくな、迎えに来てくれて」（迎えに来てくれてありがとう）

「これ、こーりゃくして」と頼まれたら、ゲームの攻略を頼まれたと思いますよね。富山弁の「こーりゃく」は、「手伝い」という意味があります。ゲームの攻略だけじゃなく、手伝い全般のことを指します。

使い方：「こーりゃくしてちょうだい」（お手伝いしてちょうだい）

「有難い」とまるで感謝されているように聞こえますが、富山弁の「ありがたい」とは「眠い」という意味の方言です。面と向かって「ありがたーなるわ」といわれても、眠くなっているだけですのでぬか喜びしないようにしてください。

使い方：「暖かくてありがたーなる」（暖かくて眠たくなる）

「やきめし」といわれると、チャーハンを想像する人の方が多いでしょう。しかし、富山県の方言で「やきめし」というのは「おにぎり」を意味します。面白いですよね。ただ、現在ではあまり使われていないので、豆知識として覚えるだけにしておいた方がいいかもしれません。

使い方：「ばあちゃんの焼きめし食べたい」（おばあちゃんのおにぎり食べたい）

訛りやイントネーションが可愛かったり面白かったり、とても魅力の多い富山弁ですが、実は語尾にも富山弁特有の魅力的な特徴があります。

富山弁で一番特徴的なのが「～ちゃ」という語尾です。うる星やつらのラムちゃんを彷彿とさせる、可愛い訛りですよね。標準語に訳すと「～だよ」や「～です」といった意味になります。イントネーションとしては下がるのが正しいので、ラムちゃん訛りの「～だっちゃ」とは違うので注意してください。

使い方：「大好きやちゃ！」（大好きだよ！）

「～られ」は、相手を思いやった発言をする際に使われる助動詞です。文脈によって「～してくださいね」や「～した方がいいですよ」などの意味に翻訳することが出来ます。子供に対して優しく伝える際にもよく使われます。

使い方：「体調には気を付けられ」（体調に気を付けてくださいね）