岩手の方言＆かわいい岩手弁一覧！【動画】で地元民の発言集も！語尾が特徴的？！

「じぇじぇじぇ！」は人気ドラマ「あまちゃん」で有名になった方言ですよね。驚いた時に発する方言ですが、驚き度合いにより「じぇ」の数が増えるという面白さも人気がでた理由でもあります。「あまちゃん」では「じぇじぇじぇ！」でしたが、実際に使う場合は「じゃじゃじゃ！」の方が言う人が多いです。どちらにしても、面白い方言ですよね。

「じぇじぇじぇ！」は小袖地区という場所で海女さん達が使う方言なんです。「あまちゃん」でも主人公のアキちゃんや周りの海女さん達がよく使っていましたね。「あまちゃん」を見ていなかった人でも「じぇじぇじぇ！」は耳にしたことがあるのではないでしょうか。実際に生で聞けたら感動してしまいそうです。

聞いていても面白い＆可愛い岩手の方言。そんな岩手の方言は語尾に特徴があります。「～けろ」や「だべ」、「～なのさ」といった言葉を語尾に頻繁につけて話すので、印象が柔らかいのが特徴です。ドラマ「あまちゃん」でも主人公のアキちゃんがよく語尾に「だべ」を付けていました。若い人が使うとより一層可愛い感じがしますよね。

盛岡などの地域では、語尾も標準語に近く比較的訛りは少ないと言われていますが、それでも東北独特のイントネーションの違いがあります。例えば関東の人が、ある単語は言葉の初めにアクセントをつけるとしたら、岩手では後ろにアクセントをつけるなど、単語は同じでもイントネーションが違うということもよくあります。

「あまちゃん」で登場人物が話していた方言は、久慈市の「南部弁」という方言です。南部弁は岩手の北部地域だけではなく、青森でも話されている方言で、語尾の癖が強いのが特徴です。岩手の宮古市では「宮古弁」が使われていますが、地域によって方言が微妙に違います。

南部弁は他地域に比べて、イントネーションが柔らかいため優しく聞こえるという特徴があります。イントネーションの違いによっても感じ方が違うのは面白いですよね。

岩手の方言での告白はとても可愛いんです。「好きです、付き合ってください」を岩手の方言で言うと、「好きだっちゃ、付き合ってけろ！」となります。可愛らしいセリフに思わず即OKしてしまいそう。「だっちゃ」という語尾はアニメ「うる星やつら」のラムちゃんを連想してしまいそうですね。

この語尾は女性が使うとより可愛い度合いが増すので羨ましい方言です。岩手の人は恋愛に対しても真面目で、浮気するようなチャラチャラした人は嫌われます。一途な思いでこんな告白をされたらとても嬉しいですよね。告白をされたら、ありがとうではなくて「ありがとがんす」と返してみてはどうでしょうか。

それでは、実際に岩手の方言を話している地元民の発言を聞いていきましょう。東北の方言はハキハキ滑舌が良いしゃべり方ではないので、慣れていないと聞き取るのは難しいようです。特にお年寄りほど聞き取れない言葉が多そうですね。でもそこが岩手弁の魅力でもあります。