【櫂】を使った名前（男の子編）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

ここでは、先ほどご紹介した『櫂』のつく名前の中から「櫂智（かいち）」「櫂琉（かいる）」「櫂輝（とうき）」という名前の意味についてご紹介します。

「智」は字画数12画の漢字です。「知」が一般的な意味での「知る」を表しているのに対し、「智」は「賢さ」「真理を知っている」という意味があります。「櫂智」という名前には「自分の智慧（ちえ）や力で人生を歩んでいける子に」という意味が込められるでしょう。

字画数11画の「琉」は、「琉璃（宝石の1つ）」のイメージがある気品を感じる字です。沖縄の旧国名「琉球」をイメージすれば、穏やかでおおらかな気風も連想できますね。「櫂琉」には「湖を進む舟のような、穏やかで気品のあるかっこいい子に」という意味が込められそうです。

「輝」は字画数15画で、「光り輝く様子」または「光そのもの」を意味します。「櫂輝」には「自分の力で輝く、自立した男の子に育ってほしい」という意味がこもっています。

次に、『櫂』で終わる2文字の男の子の名前をご紹介します。

ここでは、終わりに『櫂』がつく名前の中から「紫櫂（しとう）」「泰櫂（たいかい）」「千櫂（ちかい）」の意味をご紹介します。

「紫」は字画数12画の漢字です。日本では古来、染料が貴重だったことから紫は「高貴な色」とされてきました。「紫櫂」には「凛と自立した、気品のあるかっこいい男性に育ってほしい」という願いがこめられそうです。

「泰」は「大きい」「豊か」「やすらか」という意味のある字画数10画の漢字です。「泰櫂」という名前には「穏やかに自分のペースで生きていってほしい」という意味が込められています。

「千」には数字の「1000」のほか「数が多い」という意味があります。「千櫂」という名前には「大切に思う人がたくさん現れますように、人に恵まれますように」という意味がこめられるでしょう。「ちかい」という音も「誓い」を連想させる強い響きですよね。

　

続いて、3文字以上の『櫂』のつく名前をご紹介します。「和」を感じるどこか古風な名前がたくさんありますね！

ここでは、3文字以上の『櫂』のつく名前の中から「櫂那人（かなと）」という名前と「丞」という漢字の意味についてご紹介します。

字画数7画の「那」には「多い」「美しい」という意味があります。「櫂那人」という名前には「美しい水辺を舟で行く人のような自立した自由な心をもってほしい」という意味が込められそうです。目の前にイメージが浮かぶような、ロマンティックでかっこいい名前ですね。

「丞」には「助ける」「承る」という意味があります。字画数は6画です。たとえば「櫂之丞」という名前には「周りの人を助けられる、人に必要とされる人物に」という意味が込められるでしょう。古風な響きもかっこいいですね！