【丞】を使った名前（男の子編）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

赤ちゃんに名前をつける時、どんな漢字を使おうか悩むパパとママは多いでしょう。そのなかで近年人気を集めているのが「丞」という漢字です。従来名前としてあまり使われることがなかった漢字ですが、その深い意味と豊富な読み方に多くのパパとママが注目しています。この記事では「丞」にまつわる逸話から、かっこいい名前、名付けの体験談までたっぷり紹介します。

「丞」を赤ちゃんの名前に使用するうえで、その意味や読み方、由来や字画数は気になるところでしょう。ここでは「丞」という漢字について詳しく解説します。

「丞」の漢字は「助ける」「補佐する」という意味をもちます。

名前に使用する際には「困っている人を助ける心優しい人になってほしい」「正義感溢れる人になってほしい」という意味を込めて用いられます。男の子であれば、大人になった時に仕事や家庭で頼られる存在になることでしょう。大事な人を守る力をもつために、漢字にこだわって名付けることも重要だといえます。

「丞」にはいくつかの読み方があります。

音読では「ジョウ」「ショウ」、訓読では「タス（ける）」と読みますが、名前で使う場合にはさらに追加されます。

・スケ
・ススム
・タスク
・ツグ

読み方が多いので、名前のバリエーションも豊富です。赤ちゃんの雰囲気にあった読み方を選び、名付けの参考にしてみてください。

「丞」のという漢字は、落とし穴に落ちている人を助けている様子を表しています。「助ける」という意味はその成り立ちに由来します。かつては役所の補佐官の位を表す際に使われていました。

「丞」は6画の漢字です。普段あまり読み書きしない漢字ですが、比較的画数が少ないといえます。赤ちゃんに名前をつける際に総画数は大変重要です。名前は一生モノなので、字画数をよく検討して名付けを行いましょう。

「丞」以外にも「介」「輔」「助」など「スケ」と読む漢字は多く存在します。いずれも「補佐する」「助ける」という意味をもちますが、『丞』と先述した3つでは少々由来が異なります。

古代日本の律令制度において、官司が四等級に分かれていました。そのなかで上から2番目の役職が「介」「輔」「助」、3番目の位が「丞」でした。この由来が影響しているのかは定かではありませんが、「介」「輔」「助」の方が男の子の名前への使用頻度が高いといわれています。「スケ」に『丞』を使うのはまだ珍しいケースなので、他と被らない名前をつけたいという方にはおすすめの漢字です。