【義】を使った名前（男の子編）｜漢字の意味・字画数&名付けの注意点も！

あなたの周りに「義」とつく名前の人は男の子はいませんでしたか？「義」は古い時代から大変男の子の名前として人気な漢字の一つです。今回は「義」を使う名前についてピックアップしてみていきますよ。

漢字には一つ一つ読み方や意味があります。「義」も同様です。それでは「義」の意味や読み方、由来や名前に重要な字画数はどんな感じなのでしょうか。

「義」の意味ですが、これには「ただしい」や「よろしい」といった意味があります。また、「義」は一般的に「よし」や「ぎ」と読むことができるでしょう。しかし、他にも名前として複数の読み方ができるのです。例えば、「あき・いさ・しげ・たけ・ただし・ちか・つとむ・とも・のり・みち・よし・よしのり・より」がこれに当たります。

しかし、一般的に「義」は広く知られた漢字ではありますが、その意味や由来についてあまりよく知っていない人が多いのではないでしょうか。「義」の由来についてですが、これを分解すると実は「羊」と「我」になります。この際「我」は自分ではなく、この時に限ってのこぎりとしてみなければなりません。

そしてこれに「羊」を組み合わせるのですから、これは羊を生贄に捧げている描写として想像することができるのです。人はきちんとした綺麗な形の肉を神に備えなければならないため、ここから「きちんと正す」といった意味が派生していったのです。

姓名判断の世界では名付けの際の字画数は非常に大切なポイントになります。字画数には実は縁起の良い数字というものがあり、「24」や「33」などがそれにあたります。「義」は13画なので、自分の苗字と総字画数を考えながら名付けをしてみると良いでしょう。

どんな名前を名付けるかは人の自由です。あまりひどい意味でなければまかり通るでしょう。しかし、世の中には漢字の意味を知らないでつけてしまい、後から恥をかくパターンもあります。「義」においては、その意味が「正しい」といった意味になるので、「破る」といったニュアンスの漢字を名付けに使うことはナンセンスとみられる可能性があります。

例えば、「義」の反対である分裂を意味する「「裂（れつ）」を組み合わせて「義裂（よしれつ）」と名付けてしまうのはあまり良い例とは言えないでしょう。お互いの漢字の性質で打ち消しあってしまうものや、苗字との兼ね合いで字画数的に縁起の悪いものは極力避けるべきなのかもしれません。